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フィールド・フローさんのコーチングで学んだ「コーチとしてのあり方」とは?

私のInstagramでタイムライン、チェアワーク、付箋などの手法を紹介させていただいています。

私としてはコーチングってどうやるの?という部分を分かりやすくお伝えしたくて、投稿させていただこうと思っています。

しかし、手法やスキルに意識を向けすぎると、時としてコーチの独りよがりなものになったり、クライアントさんが心地よく時間を過ごせず
もったいないことになったりしてしまいます。

一般社団法人フィールド・フローさんのスポーツメンタルコーチング養成講座で学んだコーチングで最も大事な根幹とは?

「コーチとしてのあり方」です。

ここがあって始めて手法やスキルがあります。

今回はこのことについてお話していこうと思います。

「あり方」の中の1つである

「その人の中から湧き出てくる思いや気持ちを大事にすること」


では、コーチとしての「あり方」とはなんでしょうか?

沢山ありますが、今回はその中の1つについてお話します。

その人の中から湧き出てくる思いや気持ち

というものを大事にします。

なぜ「その人の中から湧き出てくる思いや気持ちを大事にすること」が大切なのか?

答えはその人の中にある

その人の表出している思いは

氷山の一角である場合があります。

その人の中にある

広大な海に面し、

表出している氷山の一角の下には

その人がまだ気付いていない

本当の思いというものが

隠れていることがあります。

そしてそれは人それぞれ違います。

それはつまり、

答えはその人の中にあるということを意味します。

セッションの時間をどう過ごしたいかは               クライアントさんがハンドルを握っている。


クライアントさんには様々な方がいらっしゃいます。

悩んでいることとがある

話すテーマを予め用意する方

雑談の中で湧き出てくる方

話している中で途中でテーマを変える方

整理がまだできていない方

などなど

でも、どんなクライアントさんであっても

コーチとしてやることは同じです。

こちらからああした方がいい、こうした方がいいと言うような

誘導、助言、情報提供は一切行わないのが

フィールド・フローさんの大事な根幹です。

なぜなら、クライアントの皆さんが

どういう道のりで過去を歩き

現在に立ち

どういう未来へ歩もうとしているのか

それはその人しか分かりません。

人はそれぞれ違うからです。

だから、コーチはハンドルを握ることができないのです。

セッションの時間をどう過ごしたいかは

クライアントさんがハンドルを握っています。

もし、「その人の中から湧き出てくる思いや気持ち」

を大事にしないと?


「それはね、考え方を○○のように、変えたほうがいいと思うよ」

アドバイスだったり、

「変える必要ないんじゃないかな。そのままでいいと思うよ」

コーチ側の主観だったり、

「相づちがなく無表情で素っ気ない」

聞く側の姿勢だったり。


人にもよりますが、

主体的に自分の考えを深掘りしたいクライアントさんにとっては

心地よくない時間

になってしまいます。


どうしたらこの時間をクライアントの皆さんが心地よく過ごせるか

その人の可能性を信じて関わる


コーチとしては

クライアントがこの時間を心地よく過ごせるかどうか

を常に頭に入れてクライアントに関わります。

「雑談したい」

「今日は話相手が欲しい」

「思いを出して、スッキリしたい」

クライアントが望むなら、それを尊重します。

なぜなら、どんなクライアントでも

その人の可能性を信じて関わることの大切さを

フィールド・フローさんから学んでいるからです。

目の前にいるコーチが

クライアントさんを信じて

関わることができなければ

クライアントさんが一歩を踏み出すことができないと思います。

私は幼少時代、周囲からの

「君には無理」

「どうせできないよ」

という声に苦しんできました。

自分が障がいを持っていることを受け入れられず

自信を持つことすらできませんでした。

でも

「君ならできるよ」

そう言ってくれた先輩がいて

私は救われたんです。

だから、今日まで歩いてこれたと思います。

そんな経験と養成講座で学んだことを結びつけて

その人の可能性を信じて関わる事って

やっぱり大事なんだなあと思いました。

クライアントさんが話しやすい安心安全な場作り

「雑談したい」

「今日は話相手が欲しい」

「思いを出して、スッキリしたい」

クライアントさんが一度そう思っていたとしても

セッションの途中で「あ、○○のことについて話したいかも」

と思う可能性も十分あります。

また、「今日はこの話はしたくない」

「これはやりたくない」

「この方法は見えてこない」

ということもあると思います。

クライアントさんが話しやすい

安心安全な場作りが重要です。

私は講座で以下のことを意識して取り組んでいました。

  1. 何でも話せる雰囲気

  2. 話をしっかりと聞く

  3. 分かったつもりにならずに最後まで聞く

  4. 自分はこう思う、ああした方がいいということは言わない

  5. コーチの主観を入れない

まとめ

コーチとして大事なあり方の1つが

「その人の中から湧き出てくる思いや気持ちを大事にすること」


フィールド・フローさんの

スポーツメンタルコーチング養成講座で

コーチとして大事なあり方の1つを学びました。

それは・・・

その人の中から湧き出てくる思いや気持ち

というものを大事にすることです。




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