最近はとある大切な試験を控えている。

その試験は英語で行われるので、試験対策をしているとき以外の時間も、TVや本を英語でたのしむようにしている。

そんなとき、こんな本を見つけた。

題名:The 5 Love Languages: The Secret to Love that Lasts®
http://www.5lovelanguages.com

邦題では、愛を伝える５つの方法（ゲーリー・チャップマン 著 いのちのことば社）というもの。

夫婦、親子や兄弟といったパーソナルな関係において、すれ違いなく、互いに愛情を伝える方法について書いている。

そもそも、愛情を表現するには5つの方法があり、人によってどの方法に愛情を感じやすいかが、違うとのこと。

愛を伝える５つの方法とは、次のようなもの。

①肯定的な言葉
②サービス行為（家事や仕事を代わりにする）
③プレゼント
④身体的なタッチ
⑤クオリティタイム（一緒に時間を過ごす）

具体例をあげてみる。
カウンセラーである著者の元に、結婚35年の夫婦が初めてカウンセリングに訪れたときのこと。

妻は、夫に対する不満を漏らした。
「主人からは何の愛情も感じられないのです。全く会話がないんです。」

一方、夫は、妻のためにいかに愛情を尽くしてきたかを訴える。
「今まで妻のために思いつくことは何でもやってきました。料理、片付け、掃除、洗濯、ありとあらゆる家事をやってきましたが、何をやっても妻が満足することはありませんでした。」

それに対して妻は、こう反論する。
「私は主人と一緒にソファーに腰掛けていたいんです。この人はいつも何かをしていて忙しくしていて、会話がないんです。」

妻が愛を感じる言語が ⑤クオリティタイム なのに対し、夫は ②サービス行為 で愛を伝えようとしていたために伝わらなかったと、著者は分析している。

つまり、相手の得意とする愛の言語を理解せずに、愛を伝えようとするから、すれ違いが生じてしまうのだって。

この「愛の言語」は、このような夫婦間だけでなく、子育てであったり、親とのやりとり、友人関係などにも使えるように思う。

まず自分が相手との関係において大切にしている愛の言語を知ること。
そして、相手が自分との関係において大切にしている愛の言語を知ること。
そして互いにそれを知った上で歩み寄っていくこと。

それらは、パートナーシップをより深めてくれる、一つのいい方法だと思う。

＊＊＊

自分が、そして相手が、どの愛の言語を大切にしているかを測るテストがあったので、恋人とのコミュニケーションの想定でやってみた。

http://www.5lovelanguages.com/profile/
※無料だよ

昔から親子では励まし褒めあってきたし（イタイくらいに笑）、
毎日愛犬にハグしたりマッサージしてあげられるのが幸せだし。
（※家族や女友達以外のフィジカルタッチは本当に好きじゃないけれど笑）

納得の結果である。

そして、ただ一緒に長くいたいという気持ちはあまりないけれど（昔から父親が出張がちだったからか、自分が旅好きだからか）、ちょっとした時に、お寿司やスイーツ、あるいはジュエリーやら何らかのプレゼントをもらうと、嬉しくてずっと覚えてる。

やはり、納得の結果である。

親、子供、恋人、配偶者、友人、どんな人でもいいのだけれど、パートナーシップを深めたい人はぜひに。その相手と一緒にやってみると、なおいいかもね。