パワハラ研修
(記事内容と画像は関係ありません。)
(画像は新宿御苑にお住いのエナガさんです。)
複数の派遣社員さんから、社員(中間管理職)によるパワハラを受けたとの訴えがあり、人事部が調査したところパワハラがあったと認定されたらしい。ということで社員全員対象にパワハラ研修が実施されたわけです。
研修内容はネットでいくらでも拾える程度のもので、特に新しい内容でもなかったし、実際のところ当事者間にどのようなやり取りがあってどの部分がパワハラと認定されたのか、そのあたりが聞きたかったので少し肩透かしな研修だったように思う。
それにしても会社はここ15年ほどで随分と変わった(良くなった)。
過去にパワハラを思いっきり受けてきた身としては感慨深いものがある。
自分だけが受けていたわけではないのがせめてもの救いだったかもしれない。
灰皿やペンを投げつけられる(ガラスの灰皿は顔にでも当たったら傷害事件になると思うが、避けることは出来た。
ペンは軽くて投げるモーションが速いから避けるのが難しい)、会議室の机をひっくり返される(こっちに飛んでこないだけマシ)、徹夜で仕上げた資料を床にたたきつけられる、床に這いつくばって散らばった資料を拾い集めるその情けなさと言ったら(こういうのが徹夜明けの体には一番きつい)・・・。
そんなのが日常茶飯事に行われていた十数年前。
背中に守るべきものを沢山背負っているから逃げられない。
だから精神を病んで戦線離脱してしまう人も多かった。
実際、私の精神も危ない時期はあった。
「24時間働けますか?」というCMがテレビで普通に流れていた時代よりもっと後の話。
「24時間耐えられますか?」
何とか精神はぎりぎり保つことができたが、どうやらそのツケが体に出てしまったのかもしれない。
中間管理職の給料は我慢料。
その中間管理職が派遣社員さんにパワハラを行ったわけで・・・。
単にその人がパワハラ気質だっただけなのか、上から追い詰められての所業だったのか、そのあたりが詳しく知りたかったのだが・・・。
今の若い社員は男も育児休暇を半年間取れるようになったし、回数制限もない。
毎朝の始業前のラジオ体操も5分の早出手当てがつくようになった。
え? だったら作業服着替える時間にも早出手当て欲しい・・・
予想通りそのような要求もでてきた。
ならばあとは、定年後の60歳以降の再雇用条件がもっと良くならないかと願うばかり。
それにしてもエナガは可愛い☺️
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