cobalt blue

趣味で小説を書いてます。 時々写真、独り言を呟きます。

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マガジン

  • 【小説】冬の朝顔

    私にもください、あなたの勇気を・・・

  • 【小説】木洩れ陽の中で

    あなたは私にとってただ一つの陽だまりだった・・・

最近の記事

春お纏め

今年の春はあまり足を延ばすことなく終わりそう。 それでも近場(ほとんど新宿御苑)でいつもの春を満喫しました。 花桃 山桜 ソメイヨシノより少し早く咲きます。 丸裸だったプラタナス並木に若葉が芽生え始めると主役は八重桜へ。 八重桜は下から見上げるのが一番です。 空に舞い上がっていく感じがいい。 新宿御苑には少し変わった桜もあります。 淡き緑色の花びらの御衣黄桜。 咲いていると気づかないで通り過ぎる人もいますね。 御衣黄桜は少しずつ赤い色が入ってきます。 こちら

    • ハクモクレンが咲いたら

      今年もハクモクレンが奇麗に咲きました。 春に咲く花(木に咲く花)の中では一番好きな花。 ただ、このハクモクレンが咲く頃はいつも春の嵐が来ます。 桜は強風で散っても華やかですが、さすがにこのハクモクレンの大きな花びらに春の嵐は辛すぎますね。 嵐が去った後にはとても無残な姿が残されているので、毎年ハラハラしながらその開花を見守っています。 桜の開花よりもドキドキします。 どうしてこの時期を選んで咲くのだろう。 もっと穏やかな気候の頃を選べばいいのに・・。 今日の東京は大荒

      • 春の深宇宙

        天体撮影を本格趣味にしている方々にとって、春の夜空は「銀河祭り」と呼ぶくらい沢山の銀河が観測されるそうです。 春の夜空の方向は、地球が存在している銀河系の腕(渦巻き)の密度が低く、銀河系外のかなり遠くまでの深宇宙が見渡せるからということらしいです。 特に乙女座、獅子座、髪の毛座に囲まれた辺りの深宇宙には「銀河群」と呼ばれるくらい多くの銀河(星ではないです)が見えるそうです。 ま、しょせんは私が持っている500mLペットボトルサイズの望遠鏡では殆ど見えないことは分かってま

        • パワハラ研修

          (記事内容と画像は関係ありません。) (画像は新宿御苑にお住いのエナガさんです。) 複数の派遣社員さんから、社員(中間管理職)によるパワハラを受けたとの訴えがあり、人事部が調査したところパワハラがあったと認定されたらしい。ということで社員全員対象にパワハラ研修が実施されたわけです。 研修内容はネットでいくらでも拾える程度のもので、特に新しい内容でもなかったし、実際のところ当事者間にどのようなやり取りがあってどの部分がパワハラと認定されたのか、そのあたりが聞きたかったので少

        春お纏め

        マガジン

        • 【小説】冬の朝顔
          13本
        • 【小説】木洩れ陽の中で
          9本

        記事

          浜離宮恩賜庭園

          4年ぶりに浜離宮恩賜庭園に行ってきました。 コロナ禍以降、完全予約制になり暫く足が遠のいていましたが、解除されたので菜の花を観に。 先日の雪で少し傷んでいましたが、全体の6割くらいが開花していました。 iPhone15Proに替えたのでその写り具合も確認。 広角はもうiPhpneに任せて、一眼カメラは高倍率側専門でもよさそうな感じです。 浜離宮恩賜庭園は新橋駅から海側に歩いてすぐの場所にあります。 今まで何度か来ましたが、あまり混雑している感じは今まで一度もありません

          浜離宮恩賜庭園

          冬の深宇宙

          月が細くて都心部でも比較的空が暗く、深宇宙を覗くチャンス。 特に冬型の天候では空気が乾燥するので、星空も観察しやすくなります。 久しぶりに眺めたオリオン星雲。 今年の冬、一番奇麗に撮れた感じがします。 オリオン座小三ツ星の真ん中の星は星ではなくガス星雲です。 三ツ星の一番左の星のすぐそばにあるのは「馬頭星雲」と「燃える木星雲」。 赤いガス星雲の前に黒い暗黒星雲があり、それが影絵のように浮かんでいます。去年と同じ形ですが、夜空を彩る星座も100万年後にはかなり形が崩れて

          冬の深宇宙

          みなとみらい夜景

          日没の時間も早くなり、夜景を撮りながら散歩するのが楽しい季節になりましたね。 久しぶりにスカイガーデンに上り、横浜夜景を撮影しました。 ♪ 街の明かりがとても奇麗ね、ヨコハマ  ブルーライト・ヨコハマ ♪ 東京方面を眺めると地平線にスカイツリーと東京タワーが見えます。 なんだかとても近くに感じます。 ちなみにスカイツリーから横浜方面を眺めると地平線にランドマークタワーと観覧車が見えますよ。 ↓ 視線を落として汽車道。海を横切る少しくらい路です。 コロナ禍前に比べ、最

          みなとみらい夜景

          今朝の月

          27日月。 よく晴れていて、地球照が肉眼でも薄っすら分かるくらいでした。 左上に見える星は明けの明星(金星)です。 引いて撮ると、右上に微かに乙女座のスピカ(都心部の空なので星が殆ど見えない)が見えています。 こちらは昨日の朝の月。 右上から左下に向かって、スピカ、月、金星とほぼ一直線に並んでいます。 たった一日で月はかなり移動しますね。 ちなみに金星も太陽の周りを回っているので、今は徐々に太陽の方へと移動しています。 やがて太陽の向こう側に入って見えなくなり、来年

          久しぶりの鎌倉

          24日の祝日、天気も良かったので久しぶりに北鎌倉へ行ってきました。 まずは明月院。 思ったほど混雑はしていませんでした。 入って最初に向かうのはやはり悟りの窓ですね。 コロナ禍前は30分待ちも普通の悟りの窓ですが、長い列は出来ておらず5分待ち程度で撮れました。 窓の奥の色づきが今一つ。まだ少し早かったようです。 今年は手前の花のそばに兎。 明月院は月つながりで兎の石像が院内のあちこちに配置してあります。 一緒にいるカメさんはもう5年以上もケガが治っていません。 こ

          久しぶりの鎌倉

          プラタナス並木

          新宿御苑の中にあるプラタナス並木が今年もきれいに色づいてくれました。 先日の嵐のような天候で散ってしまった木もありますが、まだまだ十分楽しめます。 以下、1年の変化です。と言っても真夏の画像はありませんが。 春になると丸裸の木の奥に桜が奇麗に見えてきます。 徐々に新しい葉っぱが噴出して、五月らしくなってきます。 夏を超えて9月。 そして再び彩の秋。 東京のど真ん中ですが、新宿御苑は1年中楽しめる場所ですね。

          プラタナス並木

          秋の夜空

          今年はいつまでも暑く、また暖冬予想ということで秋らしい空が来そうにありません。 ベランダから見える都心部の空は狭くて、アンドロメダ星雲が奇麗に撮影出来ないまま逃げてしまいそうです。 前回撮影した時とあまり変わりませんね。 昴はそれなりに綺麗に撮れました。 光条の出るフィルターを装着してキラキラに。 近くに木星も輝いていたのでそれも。 焦点距離2000mm(約80倍)でもこんなに小っちゃい。 それでも木星の衛星(ガリレオ衛星)も写ってます。左から順に、エウロパ、ガニメデ

          月のある風景

          昨夜から月が明るいですね。 今朝、夜明け前に輝面比100%になり、その頃わずがな月蝕があったようです。 残念ながら曇り空で見る事は出来ませんでした😮‍💨 次回の月蝕は2025年3月14日だそうです。 スカイツリーの展望台から見た千葉方面の夜景に月をはめ込んでみました🙄 写真中央のオレンジ色に輝く場所がディズニーリゾートですね。

          月のある風景

          木犀の香り降る路

          この時期になるとどこからともなく香ってくる甘い香りに立ち止まって周囲を見渡す人も多いですが、香りの元は鮮やかなオレンジ色の花を咲かせる金木犀。 昔は汲み取り式トイレの近くに植えられていたり、トイレの芳香剤に使用されたりしたことから、良い香りのイメージを持たない人も多いのですが、最近は香りの種類も多くなったためか、マイナスイメージを持つ人は減ってきているようです。 金木犀に少し遅れて銀木犀が咲き始めますが、こちらは金木犀ほどの派手さはありません。香りも若干弱いようですが、そ

          木犀の香り降る路

          月のある風景

          今朝、五時頃の月。 日の出が遅くなってきたので、早起きしなくてもお目にかかれる季節になってきました。 東の空が明るくなる少し前の細い月は、地球照がとてもきれいに見えます。 広角で撮るとこんな感じで、東の空が明るくなりつつあるのが分かります。 月の右側やや上にひときわ明るく輝く星は明けの明星、金星です。 もう少し拡大すると・・・ 金星の左上に小さく光る星がありますが、これは獅子座のレグルスです。 空が明るいので獅子座と分かるほどには見えません。 ちなみに金星も月と同

          月のある風景

          今年2回目のアンドロメダ

          金曜日、天気が良くて湿度も低かったので、今年2回目のベランダからアンドロメダ銀河の撮影に挑戦しました。 やはり都心部なので星はほとんど見えませんが、カメラを設置した経緯台の自動導入機能を使って見えない天体へと望遠鏡を向けます。 1枚当たり5秒で撮影、合計360枚撮影して重ね合わせました。 250万年の旅を終えて、ようこそ我が家の望遠鏡へ。 湿度が低いので期待したのですが、夜になってかすかに薄雲が広がってきたので、やはり11月頃まで待たないと周囲の渦巻きの明暗がうまく出

          今年2回目のアンドロメダ

          秋桜の季節

          晩夏が無く、いきなり秋本番になったかのような感じですが、日向はまだ少し暑いですね。 彼岸花がそろそろ終わり、秋桜の季節。 アキザクラをコスモスと読むのは当て字で、1977年のヒット曲、山口百恵の「秋桜(コスモス)」以降、定着したと言われてます。 昔、ブログで夕焼け空に対して同じような当て字で書いた時に、激しく非難されたことがありますが、貧しい話ですね。 言葉は言霊、その世界の広さは人それぞれ。

          秋桜の季節