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真・マネーリテラシー講座_030 新NISAをネット証券で始めるべき理由

こんにちは!せきです!
Twitter上では「踊るCOBOLおじさん・せき」として情報発信しております。
ITエンジニアとしての話題が中心ですが、社内向けのマネーに関わる知識展開としてコラムも書いており、こちらはそのnote版となります。

新制度のNISA開始まであとわずかとなりました。各証券会社でのキャンペーンも活発になっています。私は既にNISA口座を楽天証券にて開設済みですが、基本的にはSBIやマネックスなどネット専門で扱っている証券会社にするのがセオリーです。その辺りを深掘りしたいと思います。

■結論:手数料が高く長期になると大きな差が出るためネット証券で始めるべし

全体的な傾向として、大手銀行がNISA口座を扱う場合など信用力を背景に銀行など通常の金融機関にて口座を置こうとした場合、コストが非常にかかります。ネット証券と同じようなことをしているにも関わらずです。
選択を間違えると将来の利益が大きく目減りしまうので、その原因をしっかり理解しておきたい所です。

■リアル店舗は運営、人件費を賄うために手数料が高くなりがち

そもそも証券口座に限らず、ネットで完結できるサービスについては料金が抑えられる傾向にあります。携帯電話の格安プランなどはネット契約専門であることが多く、これはそれまで店舗に出向き、窓口の人とやり取りをしない、つまり店舗の維持費や対応する人の人件費がかさみ、サービス料金に反映する必要がなくなったことを意味します。これは証券会社としても同じで、どこで賄うか。これは購入時などの手数料ということになり、その分負担が高くなるというわけですね。

■手数料は大きく分けて2種類。購入時手数料と商品ごとの信託報酬

なお、手数料は大きく2つに別れます。1つは購入時の手数料。購入した時点で発生します。毎年1万円、購入時手数料1%とすると、買うたびに100円がかかるといった感じです。もう1つは信託報酬で、これは毎年の純資産額からの%で、決めた商品ごとに決められています。信託報酬1%の商品を毎年1万、5年間積み立て6万円まで増えた場合、その年は6万円の1%、600円がその年に払う信託報酬というわけです。

■リアル店舗の傾向:購入時手数料で取り、手数料の多い投資信託を勧める

私は今月に貯金用の口座を新たに信用金庫に作ったのですが、その際に積み立てNISA用口座のチラシを渡されたので気になって調べてみましたが、ネット証券では無料のケースが多いのに対し、手数料をかなり取られる場合が多かったです。
あとは購入可能な当信託の中身を見ても、手数料の%が高いものが多くげんなりしました。長く続けると大きな差になるので注意したいところですね。

■今から始めるなら「無難」なネット証券

最後に今からNISA口座を作る際の定番を書いておきます。これらはネットで調べればいっぱい情報が出ますので参考程度に。
最大手はSBI証券、少し置いて楽天証券、あとはauカブコム、マネックス、松井などが続く感じです。クレカを使った積み立てができて、ポイント活用できる証券会社が会っていると思います。

今回は以上です。
経済的に自立し、自由な人生を!


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