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真・マネーリテラシー講座_031 ポイ活戦線に再び衝撃!楽天ポイント制度が変わります

こんにちは!せきです!
Twitter上では「踊るCOBOLおじさん・せき」として情報発信しております。
ITエンジニアとしての話題が中心ですが、社内向けのマネーに関わる知識展開としてコラムも書いており、こちらはそのnote版となります。

楽天ポイント制度が来月から変更となります。利用者にとってはかなり衝撃的な内容ではありますが、簡単に解説しつつ、今後のECサイトなどの展望にも触れて行きたいと思います。

■結論:ヘビーユーザーは見直しが必要、ライトユーザーは影響少

重要な点のみを上げますと、①ポイントの上限が大きく減少②楽天プレミアムカードでの+2%のポイント加算が廃止③5と0の日でのポイントアップ分が+2%→+1%に減少、となります。楽天モバイル契約者にはポイントアップ率が上がりますが、概ね5万ないし10万円以上の買い物をした場合に上限に達することになります。それだけ毎月買い物をするかで明暗が分かれるというわけですね。

■ふるさと納税で楽天を利用している場合に注意

ポイント上限減少については月単位、要は1ヶ月に多額な買い物をしなければそれほど影響はないということで、おそらく多くの人にとってはそこまで楽天どっぷりではないかと思いますので、ポイントアップ分が5と0のつく日のイベント時に1%分少なくなることにとどまります。ただしふるさと納税で多額の寄付をしたいという方は注意です。寄付金額+通常の楽天の買い物分と考えると、上限を超える場合もあるということですね。

■楽天「モバイル契約して欲しい、せどりユーザーはノーサンキュー」

制度の変更を見て私が感じ取ったのは2点です。1つは楽天モバイルユーザーへのインセンティブ。ポイント条件が悪化する中ではありますが、モバイル契約者は+1~+3%が一律4%へと増加します。(上限は変わりますが)苦戦しているモバイル事業へのテコ入れが背景にあるのでしょう。
もう一つはせどり対策。ポイントの還元率が高いゆえに、ポイント還元を絡めて安く仕入れて高く売るせどりを減らしたいというのがありそうです。規約では転売禁止ではありますが、完全には止められていないのですが、今回の改定でこの道はほぼ閉ざされることになるかと思います。

■それでもパフォーマンスが高い楽天経済圏、あとは他サービスとの兼ね合いで

悪化中心の改定ではありますが、それでも10%前後のポイントが狙えるのは変わりません。docomoやソフトバンク系など他のサービスでの比較をしつつ進めるのが良いかと思います。あとは楽天市場を使う時に月ごとに分散して購入してみるなどのユーザー側の工夫でカバーする形になるでしょう。

今回は以上です。
経済的に自立し、自由な人生を!


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