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真・マネーリテラシー講座_028 今回のテーマ:キレイな言葉は詐欺師も使う・闇金ウシジマくんより

こんにちは!せきです!
Twitter上では「踊るCOBOLおじさん・せき」として情報発信しております。
ITエンジニアとしての話題が中心ですが、社内向けのマネーに関わる知識展開としてコラムも書いており、こちらはそのnote版となります。

世にあまたある詐欺に騙されないことも自分のお金を守る上で重要です。無駄に高額な買い物をさせるための手口もバリエーションが広く、また親世代の老人などを狙ったオレオレ詐欺などもしぶとく残っています。今回は成長したい気持ちを逆手に取った情報商材の話題です。

■結論:言葉そのものは問題がないが、裏があることに気づこう

「若いうちは自己投資しましょう」「リスクを取ってチャレンジすることが大事」等々キレイで前向きな言葉。ですがこれらは話している人が裏で目的を持っていると厄介なことになります。裏で自分のノウハウなどの情報商材を売ろうとする場合も同じ言葉をセールストークとして使うからです。漫画「闇金ウシジマくん」を通じてその解説をしたいと思います。

■闇金ウシジマくんとは、そしてフリーエージェント編とは

「闇金ウシジマくん」は2014-19年にビッグコミックスピリッツで連載された闇金運営経営者、丑嶋馨を中心にした漫画で、アウトローな闇金をテーマにしています。いくつかのテーマに沿った◯◯編という形で連続した中編が展開されていましたが、その中でのフリーエージェント編が今回の注目点です。情報商材を売り成り上がる天生翔、底辺であえぐ中情報商材を買い成り上がりを目指す村上仁がこの編の主役格で、非常に面白い展開を見せます。

■マルチまがいに入り別のマルチの親を目指す物語

実際に見てもらいたいので内容は簡単に書くにとどめますが、借金をして情報商材を買って退路を絶った後、儲けるために自分でも新たな信者集めに奔走しはたして破滅に向かうのか…という所がこのストーリーの見どころですね。

■今だと買わなくても動画であらすじを掴めるのも大きい

このフリーエージェント編ですが、現在youtubeの公式チャンネルでボイス付きで見ることができます。
https://youtu.be/vAB12CzPjr8?si=JmQnOm8aGMEx8k5O
後半に進むにつれて情報商材を売ろうとする側の狂気に触れることができ、フィクションとはいえども現実でもよくX(twitter)上で見たことのあるような騙す側の演出・ブランディングなどがよく分かるようになっています。

■詐欺る側の思考パターンをなるべく読めるように。

景気のいい売り文句は殆どの場合信用できないことが多いです。
例えば「月収100万円」でいっぱい稼いでいるように見えますが、半年の契約期間を経て納品した成果として100万円その月だけ入金されてもこの表現を使うことができます。それにネット上では売り上げた金額を証明することはほぼありませんししたらしたで怪しい点がいっぱい見つかるはずです。漫画中のセリフは言葉単体ではいいことを言っているのですが、その背後を考えるのも良いのかもしれませんね。

今回は以上です。
経済的に自立し、自由な人生を!



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