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真・マネーリテラシー講座_037 ふるさと納税2023年分終了迫る!手続きで知っておきたい2つの締め切り

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ITエンジニアとしての話題が中心ですが、社内向けのマネーに関わる知識展開としてコラムも書いており、こちらはそのnote版となります。

ふるさと納税の2023年分の終了は12月寄付分までということであと少しの所まで迫ってきました。今回は年ごとに必要になる手続きのおさらいをしておきたいと思います。

■結論:簡単なワンストップ特例は1/10まで、間に合わなかったら確定申告の3月まで

サラリーマンで難しい手続きをしたくないのであれば、ワンストップ特例と呼ばれる手続き簡略化の制度を利用するのが良いでしょう。必要な書類の郵送だけで終わりますのでお手軽に完結できます。これは今月までに寄付を終え、来年の1/10までに対象の自治体に送る必要があります。間に合わないか、この制度を使うつもりがないなら3月の締切の確定申告を行います。

■ワンストップ特例制度、少し楽だが自治体に1/10必着であることに注意

ワンストップ特例制度は、1枚で完結する書類を作って寄付先の自治体に郵送するだけの簡単手続きが売りです。書類も寄付時(返礼品のネット注文時)につけてくれることが多いですしね。ただ以下2点に注意です。
1つは書類の送り先。1ヶ所で済むなら考慮不要ですが、複数自治体に寄付をした場合、その数だけ必要になるということです。2ヶ所への寄付なら1通ずつそれぞれの自治体に送りましょう。もう一つは1/10「必着」であること。普通郵便での郵送でなら、年末年始を考慮して年内には送っておきたい所です。

■間に合わないと確定申告。マイナンバーカードのICカード読込み、使ったことあります?

1/10に間に合わない場合はどうなるかですが、確定申告で寄付金申請をすることでカバーできます。慣れてしまえば難しくないですが、最初はハードルが高いのも事実です。ネット申請でも申請用のアプリをスマホに入れ、マイナンバーカードを用意してICカードをスマホで読み取りながら手続きを進める必要があり、まずはマイナンバーが読み取れるか、ここが重要になります。マイナンバーのパスワードは忘れてないですか?

■手続きしなければ税控除のないただの寄付

手続きを忘れたらどうなるかにも触れますが、要は控除もなくただ寄付しただけとなります。1万円を寄付して3000円相当の返礼品をもらったとして、その手続を忘れたら、地方税の控除がないので実質的には7000円の損ということですね。締切には余裕を持って早めに済ませましょう。

今回は以上です。
経済的に自立し、自由な人生を!


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