見出し画像

真・マネーリテラシー講座_025 新NISAの申込はいつからやった方がいい?

こんにちは!せきです!
Twitter上では「踊るCOBOLおじさん・せき」として情報発信しております。
ITエンジニアとしての話題が中心ですが、社内向けのマネーに関わる知識展開としてコラムも書いており、こちらはそのnote版となります。
https://twitter.com/SLJ_COBOL_SEKI

来年から投資非課税制度、NISAが新しくなります。そうしたらこれから始めようとする人は、「ちょうど切り替わりの時期だと、いつから申し込めばいいか、来年の開始まで待ったほうが良いのか」などの疑問が出てくると思います。この疑問について詳しく解説したいと思います。

■結論:いつから?→決めているなら切り替わりを気にせずすぐ手続きでOK

積み立てで投資をやってみようとしているのであれば、時期を気にする必要はありません。従来のNISA口座は、開設した証券会社にて来年以降も継続して取り扱われます。
つまり、今年開設したら、手続き不要で新制度に切り替わるということになります。なので思い立ったら吉日、開設手続きだけはすぐ行うと良いかと思います。

■旧制度は2023年12月まで。今から積み立てをする場合は2023年枠で、最大20年継続

現行のNISA制度(積み立ての場合)ですが、年間40万円まで投資信託などでの積み立てが可能で、非課税期間は20年です。例えば今月開始し、9月~12月までの間5万円を投資信託に充てた場合、2023年度の計20万円分に対し、最大20年保有した分の利益が非課税となります。新NISAの2024年からの分とは「別枠」となりますので、非課税枠を活用したい場合は今年分からでも活かせるわけですね。

■そして2024年からは新しい枠へ。積み立てなら年間MAX120万、合計は1,800万円まで。

2024年からは積み立てだけに着目すると年間での積み立て枠が広がると考えてください。40万→120万、月単位にならすと、毎月10万円までの投資信託が非課税となるわけですね。上限は変わりますが、自身が投資に回せるお金は限られていますので、2023年から始めているのであれば、同じ積立額で来年も続ければ良いでしょう。来年からの投資枠上限は1,800万円となっていますが、あまり気にする必要はないと思います。そこまで貯められるほど余裕ができてから考えればOKです。

■投資を体験する、これも1つのチャレンジ。

上限の話もありますが、個人のペースでやれば良く、月1万円だったり、私がベンチマークとしてやっているような月1000円でも良く、始めて知識、体験を身につけるのが何より重要です。お酒を飲んでみなければ自分のアルコールの限度が分からないように、体験して初めて投資のメリット・デメリットが見えてきます。特に年代の若いうちから経験しておくとその後の大きなアドバンテージとなりますので、チャレンジの1つとして初めてみるのが良いでしょう。

今回は以上です。 経済的に自立し、自由な人生を!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?