爪楊枝の溝は滑り止めのためだけではないらしい
どうも、こんにちは。
爪楊枝は持ち手側に溝が掘られています。
私は滑り止めの溝だと思っていたのですが、調べてみる「飾りとしての意味合いが強い」ということがわかりました。
ということで、今回は爪楊枝の溝について共有いたします。
こけしがモチーフになっている
爪楊枝の尖っていない側の断面を見ると黒っぽくなっていることがわかります。
これには製造過程が関係しています。
爪楊枝の尖っている先端は刃で削って作り、反対側の先端はヤスリで削って成形します。
このヤスリで削った際に摩擦熱で先が黒くなってしまうのです。
爪楊枝メーカーは、黒くなると見栄えが悪いので、何か対策できないかと考えました。
その結果、黒い部分を完全に無くすのは難しいので、髪の毛に見立てて、こけしのようにすれば違和感がないのではないかと考えました。
そこから、爪楊枝の先端がこけしに見えるように溝が掘られるようになりました。
つまり、あの溝は滑り止めにもなりますが、飾りの意味合いが強いのですね。
文章だと製造方法がピンとこないと思うので、気になる方は下記の動画もご覧ください。
以上、爪楊枝の溝についてでした。
それではまた次回お会いいたしましょう。
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