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秋田の大雨で被災しました ~床下点検口の作業記録①~

7月14日から16日頃にかけて、秋田では記録的な大雨が降り続きました。
全国ニュースにもなりましたが、その雨で秋田の大部分が浸水し、今もなお復旧作業が続いています。
このnoteは、床下浸水した僕個人の作業記録です。
雨が降って避難した時の様子などは、別の機会に書きたいと思います。

うちは、床下浸水でしたので、この辺りでは軽傷な方でした。
近隣では、床上浸水した家や、電気がすべて壊れた家、断水になって水も出ず片付け作業すらできない地域など、深刻なところもあります。

15日17時頃の様子。翌朝まで雨は降り続いた。


冠水した地下道


物置小屋の様子

近隣の大多数の車は浸水して動きませんが、僕はホーマックというホームセンターの2階駐車場に避難し、車中泊をしたので車は無事です。

実家の建物や、奥さんの実家は床上浸水で被災しました。

特に、奥さんの実家は生活している家が床上浸水なので、これから仮住まいを探すことになります。

最初の頃は、うちよりも他所が大変だと思って、実家の手伝いで床上の泥の片づけなどをしていました。

そのあたりが落ち着いてきて、そろそろ自分の家をと思ってハウスメーカーに見てもらいましたが、結構深刻だということがわかりました。

水位をみると、ぎりぎり大丈夫なラインで止まっていました。

玄関に入った形跡はないので、床下で止まったものと思われます。

ただ、床下点検口を開けると、結構な量の泥水が入っていました。

床下点検口に溜まる水

おそらくは、土間と家の間にある通気口から入ったのではないかということでした。

通気口よりも下のラインで水位が止まっていたのに、通気口から水が入るというのは、水の揺れがあったのではないかと思われます。

冠水した道路をたくさんの車が走っていましたので、その度に、海に船が通った時のように波が立ちます。

そういった波によって、水が入り込んだのではないかと思われます。

冠水した道路を車で移動することは、近隣の家を破壊していることと同じなので、今後の為には、みんなで学んで、冠水時に車での移動は絶対にダメだという認識を持たなければなりません。

つづく

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