天使のお告げ?「エンジェルナンバー」という小さな幸せ
<2020.02.16.投稿>
朝、トイレで目が覚めた。
外からは、鳥のさえずりも車の音も何も聞こえず、まだ起きるには早い時間だということが分かった。
トイレからの帰り、お風呂の給湯器のスイッチが付きっぱなしだったことに気付いた。スイッチを押すと、真っ暗だった画面がパッと光った。画面には時間と給湯温度が記載されている。
「44℃
4:44」
不吉通り越して、もはや奇跡だった。
こんなにも「4」が一面に広がる光景を、私は今までに見たことがない。
実はここ数日体調が優れず、今日は朝から病院に行くつもりだった。
日本人なら誰もが想像する「4」=「死」という連想。それが3つ…どころか5つも並んでる。
不安が勝手に大きくなる。
嫌な予感しかしなかった。
たぶん、今までの私だったら、ベッドに戻ってスマホ検索が始まる。
症状を打ち込み、淡い期待を膨らませたり、不安を煽ったりして、自分の気持ちを弄んでしまうのだ。
そんなことをしているうちに目も頭も冴えて、二度寝は出来なくなる。
寝た方が良いのにね…
無駄に感情を弄び、自分で自分の不安を増幅させて、そして自分で収めることが出来なくなってしまう。
でも今の私には、「エンジェルナンバー」がある。
数年前にTVか何かでエンジェルナンバーというものを知った。
日常生活で目にする数字は「天使からのお告げだ」という考え方。
「7」のゾロ目にも、「2」のゾロ目にも、すべての数字にそれぞれの意味がある。
それが「エンジェルナンバー」という考え方だ。
朝のニュース番組の占いみたいで、なんだか小さな幸せを感じる。
そうは言っても、朝の占いは12位の時もあって、朝から嫌な気分になる時もある。一方、エンジェルナンバーはなんせ「天使からのメッセージ」。そんな嫌な気持ちになることは言わない。さすが天使。
「4」のゾロ目は
“あなたは天から愛され、何千もの天使たちのサポートを受けていますので、全てがうまくいきます”
らしい。
それを調べて、
『よしよし。大丈夫。まずは寝よう』
そうやって無事に二度寝に成功した。
目に入ったゾロ目の数字で不吉な予感を感じて、不必要に不安を増幅させるくらいなら、ちょっと喜んだ方がきっと人生楽しい。
エンジェルナンバーは、毎日のなんてことない生活にちょっとしたハッピーをもたらす、まさに「天使」だ。
ちなみにここ数日の体調不良は……
妊娠でした。
エンジェル!!!!!!!!!
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