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趣味から強みにしたいのです。

私は本を読みます。
幼少期の頃から活字を目で追うことが苦ではなく、むしろ楽しかった。
現実で嫌なことがあったとき、何も考えず没頭できる場所が本の中だった。

だんだんと歳をとるにつれ、周りの友人はだんだんと本を読まなくなっていった。
それに伴い、本を読めるのすごいねと褒められることが増えた。
別に人より本を多く読んでいる訳でもないし、難しい本を読んでいる訳でもない。
ただ、趣味を聞かれ、読書です。って答えただけですごいと言ってもられる。

嬉しいのは間違いないけども。本が読めることは全くすごいと思っていなくて、私の読書体験は何も目的意識の無い、虚無な時間を埋めるためのものでしかない。ので何もすごいことないんです。

と思ってた。数ヶ月前まで。
でもね、自分に向いたすごいとかすごくないとかって自分では判断できない価値観だと思えてきました。
すごい=偉いではないし、そこで舞い上がっててはいけないのは重々承知の上で、
本が読めるという事実は何らかの形で他者に価値提供ができるのではないかと思い始めました。
もちろん、付加価値をつけたり、アウトプットの質を上げるための努力は日々必要ですが。

自分が発信したものが他者の目に触れて、
何らかの形で心を動かせることができたら、
それはとても幸せなことで、
きっと生き甲斐になるんだろうなと確信できる。

そういう人生の楽しみ方もあっていいのかなと思い始めてきました。
当然そこに付随する苦しみも体験することになるけども
大変な思いをして得た嬉しさは
心に残り続けるんだろうな。

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