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【ブログ】『魔人の館の物語』

 一〇月一五日が締め切りだったのですが、なんとか完成させることができました。

 作品を作成する過程で起きたバグを、忘れる前に記録しておきたいと思います。





バグまとめ


『扉を開ける音』がまだ終わっていないのに、次のページに行ってしまう

 作中には三つの扉が登場する。

 扉は『鍵を入手すれば解放することができ、鍵の入手後は何度でも開けられる』という設定になっている。

 扉にはそれぞれ三つの異なる鍵がある。すべての鍵を集めないと三つの扉すべてを開けることができない。

 本来ならば、扉を開けた時に、『扉を開ける音』が鳴った後で次のページへと移行する。

 しかし、ここで正常に動かない状況が発生。

 一番目と二番目の扉は正常に動くのだが、三番目の扉が正常に動かない。

 三番目の扉が、『扉を開ける音』が中途半端にしか鳴らないまま、次のページへ移行してしまう。

 原因を探すのになかなか手間がかかったので、同じページを複製し、複製したページにて調査を行なった。

 原因はフラグ設定のミス。

 一番目と二番目の扉は『扉を開ける音』がだいたい終わった後に衝突するアイテムにフラグ設定をしていたのだが、三番目の扉はその設定を忘れていた。そのため、『扉を開ける音』が終わる前に次のページへ移行してしまった。


ゲームオーバーなのに、ゲームオーバーのページに行かない

 テストプレイにて、『クリアできるかどうか』の確認のため、あえてゲームオーバーの判定を外していた。

 そしてそれを元に戻すのをすっかり忘れていた。


キャラクターの会話を見るシーンなのに、キャラクターや扉にタッチすると、タッチ反応が出てしまう

 単純にタッチ無効のつけ忘れ。


メモに『扉を解放しました』という『情報』があるのに、『扉を解放しました』という文字とともに『メモがありません』という文字が表示される

 『もしもメモがある場合、『メモがありません』を非表示にする機能』の設定をし忘れていた。


その他のバグ

 フラグ設定には、『反応させられる側』と『反応させる側』が存在している。この二つが逆になっているミスが多くあった。




メモ

 今回は作品の具体的な芯がなかなか脳内で固まらず、締め切り直前になってからの制作開始となった。

 素材とテキストをあらかじめ作り、それをスプリンギン上で組み合わせることで時間短縮ができた。

 また、今まで自分の過去の素材を使い回すのは、謎の罪悪感がありあまりしていなかったのだが、今回自分が過去に制作した素材を使ったところ、細かいところで時間短縮に繋がった。

 当初は魔人の女の子たちは、『魔人の森の物語』同様、そのゲームのために描いたキャラクター一人を描き直して作成、ゲームの統一感を保ちながら時間短縮する予定だった。しかし、キャラクターのイメージを掴むため魔人の女の子たちをラクガキしたところ、それがキャラクターのイメージを一番引き出した画となってしまい、悩んだ結果そちらを採用した。キャラクター一人の描き直しはせずに、自分のラクガキを元にゲーム用のキャラクターを描いた。

 鐘の魔人の目が、他の魔人の目に比べて『目力』がないのではないかと不安だったが、そもそも鐘の魔人は他の魔人よりもキツイ雰囲気のため、全体的に調和しているので、これが最善策なのではないかと考えを改め、目力を強くするための描き直しはやめておいた。

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