ある日、まおこはうんていをしていました。
　ふと、まおこがうんていをおりると、下にあんぱんがおちていました。
「わっ！　いいもんひろったねぇっ♪」
　いきなりななみが現れて、言います。
　すると、まおこはいやな顔をします。それを無視して、ななみは言いました。
「そのあんぱん、爆弾が入っていてちょっとあぶないけど、遠慮なく食べて。」
　まおこは、爆弾を遠くへ投げました。それと同時に、爆弾は爆発します。
「ねぇっ♪ あのけむり、キレイだと思わない？」
　ななみが言うと、まおこはポケットからライフルを取り出しました。
　すると、くまが出てきて、ななみにおおいかぶさります。
「おじょうさまをきずつけることは、許さねェ！！」
　くまは、そう言って抗議しました。
　すると、まおこは宇宙人みたいに怒りました。
　それは、誰が見ても分かります。
　まおこの頭から、たくさんのマグマが出てきたからです。
　それと同時に、今まで温泉につかっていた小人が、まおこの頭からボロボロと出てきました。
「わあい！」
　ななみはよろこびました。
「ねぇ、小人さんたち、友達になろう！」
　ななみはそう言って、小人に手を差し出します。
　小人たちは、プイッとそっぽを向きます。
　それを見たくまは、かんかんです。
「キサマおじょうさまに向かってその態度はないだろゴルァ！」
　くまはそう言って、床をビシビシけりました。
　そしたら、床にひびが入りました。

　このあと、くまは先生にお叱りを……いえいえありがたいお言葉をいただきました。