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【雑談】大分旅行でネズミの幽霊に会った話

 私にとって最悪の旅行……というより、恐怖の出来事が起こった旅行があります。
 小学生のときの『大分旅行』です。

 大分の旅館ではたくさんのおいしい料理が食べられます。

 大分にはたくさんの温泉があります。
 大分はとてもいいところで、他にもたくさんの観光名所があります。



 しかし、事件は夜に起こりました。
 夜になると、旅館の部屋は暗くなり、私たちは敷布団で眠ります。
 私は一人だけ、夜中に目が覚めました。
 そのとき壁には、不思議な影が写っていました。
 私にはそれが、ネズミの幽霊に見えました。
 ネズミの幽霊は、もぐもぐとご飯を食べていました。
 私はただじっと、動いたら幽霊に何かをされてしまいそうな気がして、ただじっとそれを眺めていました。
 数分間眺めていた気もしますし、何時間も眺めていた気もします。

 その後どうなったのかは、覚えていません。

 今となっては、あれは夢だったのかもしれません。いえ、おそらくは夢であった可能性の方が高いでしょう。
 けれどもあの奇妙な空間、奇妙な時間が、頭にこびりついて離れないのです。

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