漫画の「おもしろい」の判断基準

僕のヒーローアカデミア
ハイキュー!

この2つ、アニメだと神なのに漫画はあまり読む気になれない理由がやっとわかった。

主人公の周りのキャラが話す内容が薄すぎる。

それを要所要所で入れまくるから冷める。

これでした!
アイシールドやワンパンマン、ワンピースにも言えるんだけど、特にアニメでは号泣するほどハマった2つの作品に顕著。まじで。

相手の話す、もしくは話し返す内容のベクトルが予測できる会話ほど見てて虚しいものはない。
そしてごちゃごちゃして読みづらい。

キャラによって違った言い回しでは決して解決できない。

そのせいでヒロアカもハイキューも、キャラは多けれどみーーーんないい人。差別化しづらい。

そして差別化しづらい=興味が持てない

興味が持てない=ページをめくりたくなくなる

=読まない

全てのキャラには作者の性格が大なり小なり反映されていて、そりゃ振り幅つけるのは大変だとは思う。でもそれをしてない作品もちゃんとある。

自分の中の漫画トップ3にはそれがない。

たぶん今まで無意識に1番趣を置いてた判断基準。

誰の話す言葉でもおもしろいと思えるのは、キャラがしっかりとそのキャラの言葉を話してるから。

その多くは予定調和的な空虚なものではないから。

あとはキャラの魅力の伝え方が根本的に違う。それは作風に依るものも多いとは思うけど。その作風は作者の好みがきっとあらわれる。

主人公じゃない周りのキャラの会話って、物語の主軸ではないから、メインディッシュの飾りのようなものかもしれないけど

自分は料理でいう5品中5品濃いめの味じゃなきゃだめみたい。随分好みの偏った舌になってしまった...

でもアニメで泣けた。
もちろん名作なのは間違いないけど、偏屈な舌を唸らせた音楽と臨場感のおかげかな!

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?