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耕作放棄地を再生し活動している団体(おいけファーム)の代表。また空き倉庫をセルフリノベ…

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耕作放棄地を再生し活動している団体(おいけファーム)の代表。また空き倉庫をセルフリノベーションし、直売所(おいけのまど)を運営。そこでは果樹や野菜の栽培、出荷、販売、加工、体験の提供などを行う。農業女子になった私が、きっかけから現在までを綴って、もっと農業を知り深めていきたい。

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梅畑の草刈り@おいけファーム活動

草刈りはひたすら続きます。 柿畑の草刈りが終わったと思えば、次は梅畑の草刈り。それが終わったら、野菜の畑の草刈りです。そして、また柿畑の草刈りに戻るというループです。 本日はフルーツと野菜の直売所「おいけのまど」閉店後、少しだけ暑さが落ち着いていたので、【梅畑の草刈り】をしました。 ここは持ち主が高齢で農作業ができず耕作放棄になっていたところを、2020年5月~「おいけファーム」で管理させていただいてます。 管理させていただいたきっかけは、オンラインクッキングの運営スタッフの方から、梅農家さん紹介いただけませんか?という相談でした。 この辺(紀の川市貴志川)では自家栽培してる人は多いけど、出荷してる農家さんは紀南のほうに比べると非常に少ない。しかも今年は梅が不作のためなかなか手に入らない。 う~ん、と頭を悩ませてたとき、おいけファームメンバーがおいけのまどの前にある耕作放棄になっている梅畑の持ち主に聞いてみたらどうかと。 そんなに話がうまくいくわけがないと思いつつ、その持ち主の方のお宅を訪ねました。そのお宅の玄関には感じの良いご高齢の夫婦がいて、まずは一安心。 おいけファームがどういうことをやっているか自己紹介したその勢いで・・・勇気を振り絞り (そうだ。梅を欲しい人たちがいるんだ。) 「私たちにあの梅畑を管理させていただけませんでしょうか?」 言っちゃいました。 そして、言い終わるか終わらないかというくらいのタイミングで、とても心地よい返事が返ってきた。 「どうぞどうぞ、使ってください。」 なんと嬉しいことです。 こんな感じで、突然、梅も育てていくことになりました。今年は50名以上の方々が購入くださりました。それらが、活動をこれからも持続させていく資金となっていきます。 梅栽培の知識はありませんが、まずはあの素敵な持ち主の方が笑顔になってもらえるよう、できることから少しずつ取り組んでいきます。 また来年も梅が収穫できるよう大切に育てます。 そして、私たちが育てた梅を買ってくださったみなさまにも、笑顔が広がりますように。

    • 南高梅オーナーさんの収穫イベント

      今年に入ってからおいけファームを応援いただく方法を変え、南高梅の木のオーナー制という新たな挑戦をしました。 無農薬で育てる「南高梅(なんこううめ)」の木のオーナーになりませんか?と、耕作放棄となってしまった梅畑を、引き継いで育てていくために、一緒に応援していただける方、そして一年間見守っていただける方を募りました。 今年は、オーナーになってくれた家族さん向けの、農業体験(4回)とクッキング(1回、オンラインまたは対面)に参加してもらえるような年間スケジュールを立てまし

      • 「かまぼこ&菊花かぶ」オンラインクッキング開催します♡

        みなさま、こんにちは。 フルーツと野菜の直売所の営業を始めて1年半が経ちました。 特に今年はコロナによって翻弄される日々の中、育っていく農作物と向き合い、できるだけフードロスのないように消費者の方々の手に届けられるよう、おまかせBOXのドライブスルー販売、フリマアプリを使ったり、オンラインショップを立ち上げたりと、この半年は力をいれてきました。 【メルカリ】 https://www.mercari.com/jp/u/514654486/ 【BASE】 https://o

        • いろいろ秋の味覚を取り揃えています。 早生の富有柿を試験販売しています。 早生はもうこれで終了です。 フリマアプリ「メルカリ」で販売してます https://www.mercari.com/jp/u/514654486/

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        梅畑の草刈り@おいけファーム活動

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        • 南高梅オーナーさんの収穫イベント

        • 「かまぼこ&菊花かぶ」オンラインクッキング開催します♡

        • いろいろ秋の味覚を取り揃えています。 早生の富有柿を試験販売しています。 早生はもうこれで終了です。 フリマアプリ「メルカリ」で販売してます https://www.mercari.com/jp/u/514654486/

          生産隊長の号令がかかる。 仕事をおいて(和歌山弁では終わらせての意味)急いで帰る。 「70kg超えのいちじくを・・・今日中になんとかしなくちゃ!」 号令によって【おいけのまど】に集められた私たちは、連携プレーで目の前のいちじくと戦うのでした。 すべては誰かの笑顔のために!

          生産隊長の号令がかかる。 仕事をおいて(和歌山弁では終わらせての意味)急いで帰る。 「70kg超えのいちじくを・・・今日中になんとかしなくちゃ!」 号令によって【おいけのまど】に集められた私たちは、連携プレーで目の前のいちじくと戦うのでした。 すべては誰かの笑顔のために!

          今が旬の国産のマロン

          おはようございます。 くり、栗、生栗、和栗、マロン、、、なんて表記しようか悩ましい朝です。 今朝は栗の出荷作業をしています。 今年の6月に耕作放棄となっていた梅畑を再生しました。先日も奥まで入っていくために草刈りをしたところです。 その奥には大きな栗の木が2本あるのです。 ここは耕作放棄になる以前から「無農薬」で栽培している畑です。 今回はその木から収穫したものの出荷作業をしています。 そこで採れた栗は普段は直売所【おいけのまど】で販売したり 地元の【産直市場め

          今が旬の国産のマロン

          今が旬の国産の和栗。 行楽地へお出掛けのお弁当に栗ご飯などにいかがでしょうか? 『無農薬くり約1kg 産地直送くり和歌山県…(¥2,000)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪ https://www.mercari.com/jp/items/m49148616725/

          今が旬の国産の和栗。 行楽地へお出掛けのお弁当に栗ご飯などにいかがでしょうか? 『無農薬くり約1kg 産地直送くり和歌山県…(¥2,000)』 フリマアプリ「メルカリ」で販売中♪ https://www.mercari.com/jp/items/m49148616725/

          柿のネーミングライツ

          柿オーナーさんには 自分の木に名前をつけてもらいます。 大層に言えば 「柿オーナーには命名権があります❤️」ということです。 名札をかけてこんな感じです。 これはいいアイデアだなって、我ながら思ってます。 だって 作業の時も目印になるし オーナーさんの顔が浮かぶから モチベーションも上がっちゃう。 不思議と、一つ一つの木に愛情がわいてくる。 柿の木でつくった名札は 雨ニモマケズ 風ニモマケズ こちらをみて笑ってる 名札が増えますように・・・☆彡

          柿のネーミングライツ

          タンソに負けるな!

          炭疽病(たんそびょう)が発生。炭疽病はカビの一種で胞子が飛んで広がるようです。 梅雨や秋の長雨や台風によって助長されるらしい。 写真のように柿の表面に黒い斑点ができてしまいます。 これがついてしまうと柿自体の味に問題なくても商品として出荷することはできません。 なので、できる限り他の柿に移らないように、この炭疽病を今、ひたすら取り除いています。 そして、袋に入れ、胞子が飛ばないように口を紐で縛ります。 今日は2時間くらいの作業で3袋になりました。 ホントにもう~

          タンソに負けるな!

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          オーナーさんの柿の木につける名札

          オーナーさんの柿の木につける名札

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          はじめて耕運機を使ってみた。人間も土も同じだよなぁ。本来持つ性質に合わせてどんなふうに育ててくのか、耕したり、肥をあげたり。太陽の光でリセットされるところも。時にはしっかりと水分吸収して、人を幸せにする農作物が出来上がるんだよね。成果物はそれによって変わるから面白い!

          はじめて耕運機を使ってみた。人間も土も同じだよなぁ。本来持つ性質に合わせてどんなふうに育ててくのか、耕したり、肥をあげたり。太陽の光でリセットされるところも。時にはしっかりと水分吸収して、人を幸せにする農作物が出来上がるんだよね。成果物はそれによって変わるから面白い!

          紀の川市報の特集で掲載@おいけファーム活動

          本日付「広報紀の川9月号」2020年9月紀の川市内のご家庭に配布される広報に、私たちおいけファームの活動を掲載してもらいました。 私たちの耕作放棄地利活用の目的、結成の経緯にも触れ、この一年どのように成長してこれたか、4ページに渡り、しっかりと書いてくださってます。 広報さん、ありがとうございます!昨年9月頃から、時間が許す限り畑やお店にきてくれた担当の山本さん。 平日はメンバーそれぞれの本業があるので、土曜日曜または早朝に活動することが多い中、業務時間外でも関係なく、

          紀の川市報の特集で掲載@おいけファーム活動

          出荷団体を設立した経緯@おいけファームの活動

          草刈り投稿が続いたので、今回は私が農業を始めたきっかけをざっくりと書いてみます。 DMO設立準備の仕事をしていた頃DMO登録申請(現在の紀の川フルーツ観光局)を終え、和歌山県紀の川市の(猫の駅長で有名な)貴志駅前に紀の川市の施設が新築され、そこに事務所を置いた2018年夏頃でした。 DMOのKPIの中の一つでもある新規体験農家数を増やすという目的達成のため、インバウンド向けのフルーツ体験の提供をしてくれる農家さんを探したり、それらのビジネスに興味がありそうな人に声かけしてい

          出荷団体を設立した経緯@おいけファームの活動

          柿畑の草刈り。

          こんにちは。はじめまして、あややです。 今日は柿畑の草刈り作業。 先日、SNSで柿オーナーを募集しました。4名の方々が手を挙げてくださったので、この辺りの4本をオーナー用の木にしようと思います。 誰かが柿の成長を待ってくれてると思うと辛い作業も楽しくなってきます。 草刈りは没頭したい人におすすめです。 一つの作業に意識を集中することは、私にとっての「マインドフルネス」かもしれない。 見た目だけでなく、頭ん中も実にスッキリします。 農家の常識を全く知らずに農業の世界に足

          柿畑の草刈り。