見出し画像

『哲学』の散歩道 Vol.22『思考のこころみ』 命題4 意味と価値と真実(3)(541文字)

前回まで、基本観察面を通じ、自分の領域を示し、多面的な性格や認知などについて考察をしてきた。

今回は、いよいよ意味と価値の関係に迫る。

意味と価値の関係を、基本観察面(基本四象限)から見立てると、非常に単純に図示することができる。その前に、縦軸と横軸の関係性をまとめてみよう。

画像1

上図が基本観察面である。

この縦軸と横軸が様々な語彙と相関する。たとえば、「存在」とは、

画像2

であり、縦軸が「存」、横軸が「在」に相関がある。

また、「能力」でいえば、

画像4

縦軸は「能」。「能力」の「状態」ということもできる。また、横軸は、その能力を支える「力」であり、「能力」を発揮する「底力」を指す。

また、為る、居る、有るという三つの語彙として、

画像4

縦軸が「為る」、横軸が「居る」、つまり存在の「在」と関連する。

(こころ)と<あたま>と[からだ]は、

画像5

のように相関する。

立体モデルに表すと、二つの軸は、それぞれの面として現れる。以前示したが、青、緑、赤、のそれぞれの面を象徴する語彙があった。ここでもう一度掲げておく。

画像6
画像7
画像8

結果的に振り出しに戻るが、価値はべースの領域に広がっている。そこに左右を認識する能力が加わる。そしてそれぞれを指し示す、結果の領域が見えてくる。

これが、真実と意味と価値の関係である。


次回 SEASON2へつづく

ここのコメントを目にしてくれてるってことは最後まで読んで頂いたってことですよね、きっと。 とっても嬉しいし ありがたいことです!マガジン内のコンテンツに興味のある方はフォローもよろしくお願いします。