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引き際

仕事を長年続ける方を尊敬しています。
私も同じように出来ると思っていました。
でも「引き際」って大切ですね。

仕事を続けるにはある意味大変能力が入ります。
知力、体力、時の運
能力だけでは続ける事が出ない事を学ばなければなりません。

私は20代で起業し、今年春まで会社を経営をしてまいりました。
潮時って目に見えるんです。驚くことに。

続ける為に辞めない理由を探すのだけは絶対やめようと
思っていました。

明らかに若いエネルギッシュでアクティブな人と比較すると
色々落ちます。

多くの人が間違えた考えをしている事があるとすれば、
どんな仕事の能力には経験値は含まれません。
極端なこと言えば30歳で総理大臣になる人がいて良いのです。
経験はいわゆる年月でしかありません。

ただ仕事には能力やお金以外にやりがいや人の役に立つ事が出来ます。
何にも代え難いものと言えるでしょう。

でも、
「商売は利益あっての事」
そう儲かってないのは潮時なんです。
日本には多くの赤字を抱える中小企業が存在しています。
いわゆるゾンビ企業です。

私は儲からないから辞めた訳ではありませんが、
20代は夢いっぱい目標を掲げ
底知れせず日々生み出されるアイデアに溢れて
意気揚々としていた私がいました。
50代になった私は、
何処か安定して、
誰からも信頼される会社をいつの間にか築いていました。
それは反面
面白みのない定番で差別化されない何処にでもある
会社になってしまったのです。

今日本に必要なのは
大きな変化でもデモでも内戦でもありません。
老害が去り、
これから20年、30年後の未来にこの国を担う
若い人たちなんです。

いつか今の若者も私と同じように後進に引き継ぐ時が来るまで
全身全霊自分の人生を謳歌して欲しいです。


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