鑑賞するということ
今日は、森美術館で開催されている、
『魂がふるえる』展に行ってきた。
ふと、私はなぜ芸術に興味をもちはじめたのか考えてみた。
ちょっと恋愛と似てる気もする。
結論、私は「鑑賞すること」が好きなのだと気がづいた。
ちなみに、「観賞」とは違う。
「観賞」は、字のごとく見えるものを対象とする。
一方で、「鑑賞」には「鑑」という字が用いられている。
鑑のつく熟語には「これはどっちだろう」「良いものだろうか悪いものだろうか」と見分ける意味がある。
私が好きなのは後者の、「鑑賞」
芸術作品などを見たり聞いたり読んだりして、それが表現しようとする目に見えない部分を探る。
そして、そのよさを味わうことが好きなのだ。
これはひとりっ子で生まれた背景が強く関係しているんじゃないかと思う。
兄弟喧嘩とは無縁だったが、本や絵と会話する機会は非常に多かった。
例えばトップの写真を見たとき。
これを見たときどう感じるだろうか。
血管と言うひともいるだろうし、
運命の赤い糸というひともいるだろう。
捉え方は人それぞれ。
私は昔っからそんなことばかりに興味がある。
素敵なギフトだと思って、有難く受け取ろう。
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