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猛烈勉強サークルのボランティアの人です。 みなさんのやり切る力のお手伝いをします☺️ 絵…

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猛烈勉強サークルのボランティアの人です。 みなさんのやり切る力のお手伝いをします☺️ 絵を見ることが好きです。たまに描きます。下手だけど。本を読むことが好きです。音楽は奏でるのも聴くのも好きです。

最近の記事

読書とともに過ぎ行き、心のレイヤーを増やす夜。

本は良い。 読書と思考の不離一体の体験から、新たなる知識や情報を得るのみならず、 心が様々な世界へとワープし、時間が経つのを忘れさせてくれる。 一人っ子という環境がそうさせたのか、自分の先天的な性質なのか、 ドッジボールなんかをするよりもずっと、図書室で本に囲まれるほうが好きだった。(だからといって内向的な性格ではなかった。) 小さい時は幼児向けに書かれた伝記や歴史書が好きだった。 まるでその人物になったかのように、本の中を浮遊することができたからである。 中学生・高

    • 信念こそ正義になりえる

      YouTube vs TV 「YouTubeなんて、もう2~3年で終わるからね。今のうちに稼いでいた方がいいよ (笑)」 私の推してるYoutuberがとある中堅芸人にこんなことを言われたらしい。 それに対しての返答が 「お前が30年かけて稼ぐ金を2年で稼いでる。」 これには笑ってしまった。 これが答えだと感じたからである。 「これは芸術の転換期とよく似ている。」 印象派 vs ポスト印象派 「散歩、日傘をさす女」 クロード・モネ 印象派 19世紀後半のフランスに発

      • 二次元の世界で生きる中で

        久しぶの投稿になります。 みなさまお元気でしょうか? なんとなくnoteで、かんじてること、考えてること、を綴ってから1年が経過した。 投稿が止まってしまったのは、多分、すごいスピードのこの世の中に飲み込まれていたからだと思う。 久しぶりに投稿しようと思ったのは、悲しいニュースで溢れる中ちょっとでも誰かの支えになる言葉が発信できたらな、とふと思ったから。 2020年は本当にクレイジーな年ですね。 コロナウイルスの影響で予定してたことも全て白紙。 「3年後何したい?」

        • バスキアから考える「物語」について

          バスキア展に行ってきた。 「バスキアって誰?」っていう方の為に説明を、、、。 ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)は、1960年アメリカ生まれのアーティスト。 1988年の8月12日に27歳の若さでこの世を去る。 物心ついた時から絵を描くことが好きだった彼は、母からもらった解剖学の本に大変興味をもち、作品性に大きな影響を与えている。 彼の作品はどことなくカートゥーンを彷彿させるようなタッチに、敷き詰められた暗号のような文字が特徴的

        読書とともに過ぎ行き、心のレイヤーを増やす夜。

          人生を奏でよう

          また一つ、お気に入りの場所が増えた。 「名曲喫茶ライオン」 渋谷の道玄坂に佇む純喫茶だ。 勉強がてら、コーヒーを飲みに訪れた。 異世界に行ってしまうのではないかと思うほど古びたドアの奥には、大きな3Dスピーカーが設置されており、まるで音楽に包まれるような体験ができる世界が広がっていた。 コーヒーフロートを飲みながらふと、 「人生は音楽に似ているんじゃないか。」 そんなことを思った。 総評して、音楽を聴いているときはワクワクする。 たが所々で退屈な場面もある。

          人生を奏でよう

          欠けているものについて/香港デモ

          朝起きてTVをつけると、黒服の人々が香港空港で数千人規模で抗議活動をしている映像が目に入った。 幼い子どもが、大人に手をひかれてデモ隊の間を通り抜ける。 これは、目を背けられないほどの「異様な光景」である。 子供にとってこの光景はかなりの恐怖であると感じた。 大人はなんと説明しているのだろう。 「見てはいけません。」 で済ませてしまっては、かなりのトラウマになってしまうのではないかと感じる。 大人は事の事態を把握し、子供に対してしっかりと伝える義務があると感

          欠けているものについて/香港デモ

          嗅覚音痴

          「夏の匂いがする」 湿気に混じった草木の香り。 土の香り。人の汗、煙。 絡みに絡まって香ってくる。 「好きな香り?」 と問われたならば、 「良い香りだね。」とは言えない。 でも、口から、鼻から全身に夏を感じるこの感覚が、日本の四季という素晴らしさ思い出させてくれる。 しかし、その感覚が近年薄れてきているのではないかと感じる。 「春はあけぼの」で始まる「枕草子」 清少納言は、「春は明け方が良い」と言った。 春は有名だが、彼女が続いて読んだ「夏」を知っているだろうか

          嗅覚音痴

          揮発性の感性に振り回されるなと言い聞かす

          私が芸術に惹かれたのは、 単に、NYでモダンアートの理解が出来なかった私に 「綺麗な絵なんてありふれてるけど、creepy(気味が悪い)だからこそ人を惹きつけられる。なにもない無関心よりずっと良い。」 と言われ、鳥肌が立つほど感銘を受けたからだけではない。 美しい絵も分解すれば、絵具の羅列でしかない。 むしろ、絵ではなくそれは何かの成分でしかない。 なにかの本質に触れようとするとき、気づかないうちに失っていくものは感性だよね、という話。 これは結構賢いことなんだろう

          揮発性の感性に振り回されるなと言い聞かす

          溶け込む

          「自分が何者であるか」 これは人生において、誰しもが一度は考えたことのある永遠のテーマではないだろうか。 だが、これをまじまじと「私・僕って誰なんだろう?」と問われると、 「いきなりどうしたの?」と驚いてしまうものだ。 人から問われると「うーん。答えがあるものだろうか。」と悩むような質問も、独りになると答えのない迷路に迷い込んでしまうことがないだろうか。 そんな迷路に迷いこんでしまうと、まるで自分が空気と溶け込んでしまうような感覚に襲われてひどく怖くなることがある。

          溶け込む

          https://news.biglobe.ne.jp/trend/0729/blnews_190729_9964241019.html これは面白い!だれか一緒にしよう🤭

          https://news.biglobe.ne.jp/trend/0729/blnews_190729_9964241019.html これは面白い!だれか一緒にしよう🤭

          六月柿

          私はトマトが大嫌いだった。 小学校の課題で、トマトを育てなければならなかったのだが、見事に失敗した。 茎はどんどん成長して黄色の花も見事に咲いたのだが、なった実は取るに足らないものであった。 「先生の言うように育てたのになぁ。。。」 トマトひとつも満足に育てられない自分に失望したのが、トマト嫌いになってしまった原因だろう。 現在27歳。 トマトは大好物の1つとなっている。 そのキッカケはトマトの別名を知ったことが始まりだった。 いつも通り、夏の蒸し暑い日に本を

          待つという行為の裏側

          " God is making you wait because he wants you to learn that there's NO Timeline for anything in life. " 「いきなり英語かーーーい。」 と思った方々ごめんなさい。 実は私、学生時代にアメリカに留学をしておりました。 そんなことは今日の話には関係ないんだけど、 上記の文章を翻訳すると(ナチュラルにね)、 『神はあなたに「待つ」という時間を与えている。なぜなら、神

          待つという行為の裏側

          鑑賞するということ

          今日は、森美術館で開催されている、 『魂がふるえる』展に行ってきた。 ふと、私はなぜ芸術に興味をもちはじめたのか考えてみた。 ちょっと恋愛と似てる気もする。 結論、私は「鑑賞すること」が好きなのだと気がづいた。 ちなみに、「観賞」とは違う。 「観賞」は、字のごとく見えるものを対象とする。 一方で、「鑑賞」には「鑑」という字が用いられている。 鑑のつく熟語には「これはどっちだろう」「良いものだろうか悪いものだろうか」と見分ける意味がある。 私が好きなのは後者の、「

          鑑賞するということ

          誕生日

          1年に1度、誰にでもやってくる人生の節目。 2019年7月13日、私は27歳になった。 年に1度ということをいいことに、 誕生日はいつも過去を振り返り、死生観について考えたりする。 大人になったと思う。 成長しているとも思う。 でも、幼少期に想像していた人生と全く異なっていて、 「大人って案外こんなものか」とも感じる。 だからこの機会にちょっとひん曲がってしまった価値観を、素直にしてみたりする。 「未来」は未知だ。 だから少し怖い。 でもそんな時思い出