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自己愛性Pは本人はなかなか気づかないもの


タイトルにある通り、自己愛性パーソナリティ障がいの本人は自分でそのことをなかなか気づかないのです。

なぜならば、

自分で自身を肯定し、

心の底から自分の存在を大切にできていないからです。

そんな自己愛が育っていない状況では、他者を大切にすることも、愛することも難しいのです。

自己愛性Pの方は、"満たされない自己愛という名の付いた地面"を思いっきり跳ね返る、3つのボールを常に所持しており、自己愛で満たそうと、必死に地面に向かって投げるのです。

1つ目のボールは、他者からの評価を過剰に気にするボールです。

自分と他者は、別の土台にいると考え、他者から指摘されたことを、素直に受け入れることができません。

2つ目のボールは、共感性に乏しいボールです。

共感性が乏しい故に、相手の立場にたって物事を考えられず、むしろ相手を自分に都合よく利用してしまうこともあります。

3つ目のボールは、自分を大きくみせてしまうボールです。

実際よりも、自分はすごくできる人間だと信じてやまないため、他者とトラブルになりやすいのです。

上記の3つのボールを投げ、地面に力強くぶつけたときに、ボールを拾ってくれる他者をさりげなく期待します。

しかし、たとえ他者がボールを拾ってくれたとしても、幼少期に両親から満たされなかった自己愛が補えるわけではありません。

☆治療法としては、精神療法や、認知行動療法などが多いです。

本人は、称賛されることを強く望む傾向にあるので、ポジティブな言葉がけを続けることでうまく治療に結びつく場合があります。

幼少期と自己愛については、次回の記事でお話ししますね^ ^

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