人間関係にどっと疲れたらASD編


健常の方も障害のある方も、様々なシーンにおける、人間関係のなかで、どっと疲れてしまう経験はあると思います。

仕事や学校がちょっと辛くても、人間関係に恵まれていたら頑張ることができますが、いくら仕事や学校が自分に適した環境だと思っても、人間関係がひどければ、心や身体にSOSのランプが光るものです。

そのなかでも、ASDの方がどっと疲れてしまう理由をピックアップしていこうとおもいます。

☆優しさゆえの言葉が正論で高速スライダーだから。

→これは、あるあるですね。労いの言葉や共感を求めるシーンにもかかわらず、失礼な発言をしてしまっていることがあります。もちろん、本人は、失礼だと考えていないし、わざとではありません。

例えば、寝不足の同僚と睡眠について話しているとき。

だいたいの方は、最近眠れてる?大丈夫?などと話を展開していくことでしょう。

しかし、ASDの特性ゆえに、

すごいクマだね。フランケンみたい!

上記は大変極端な例ではありますが、本人は悪気は全くありません。


学校の休み時間、友人との会話で、話題のチキンの話になったとき。

あそこのチキン、柔らかくておいしいよね!

おいしくはないかな。それより〇〇のチキンのほうが、お金出す価値があるくらいおいしいよね!

シーン…

みたいな感じです(⌒-⌒; )

それが積もり積もって、人間関係にヒビが入ってしまうのですが、ASDの方はお一人様の時間の使い方がとても上手な方が多いですね。

自分で決めた時間枠の中で、自分なりの規則性を愛し、興味をもった分野にのめり込み、自分という花を開花させる天才だとわたしは考えております。

独りは嫌いだけど、一人でいる時間は宝物みたいな感覚でしょうか^ ^

人間関係って、無理して合せすぎる必要はないんです。

苦痛になる前に、着ぐるみを脱ぎ捨て良いのですよ。

誰しも、100パーセント共感しあえるなんて考えていないし、疲れたら少し離れて他に軸足をつくり、自分を労わる時間をもつことが大切ですから。


自分を責めず、一人を極めつつ、他者と関わるシーンでは冬用の分厚い着ぐるみではなく、夏用の薄めの着ぐるみをひょっこりかぶってみる。

そして、苦痛になる前に、よっこいしょと脱ぎ捨て、避難する。

難しいかもしれないけれど、実践してみてくださいね!応援しています(╹◡╹)

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