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着付師の覚え書き【花筏 / はないかだ】

初めまして。

この記事は
着付師の覚え書きです

私の師匠は
舞台着付けの故・根津昌平 氏  です

流派の違いは
あるかもしれませんが

もしも あなたが
一度でも
どこかで習ったことがおありなら

この記事が
あなたの習った  美しい帯結びを
思い出すきっかけにもなるかもしれません

お役立ていただければ
幸いです

用意するもの

ゴム    3ヶ
クリップ  1ヶ
飾り紐   1本
ハンドタオル 1枚 
 

手 順


手は、80㎝
程とります

80cmのところを背中心に当てて
帯を巻きます

垂れを ⇓ 2巻きして後ろに戻った状態です
柄は、全体に見えるように)

手は、
右脇までシッカリ引き
手先が上にくるように結びます
帯の下の部分は
押さえて平らにしておきましょう)

結び目に
あとで羽根を留めるための
飾り紐を結んでおきます

結んだ飾り
クリップで衿に預けて(留めて)おきます

手に
ヒダをつくります

(一つの角は残して
もう片方の角で作ります)

あとで羽根をのせる台にするので

ハンドタオルを帯の中へ差し込んでおきます
(外に見えないように)

1つ目の羽根を ⇓ 作ります

垂れを持ち上げ
肩の上まできたら折り返します

羽根の先は、肩より上にします
(出来上がったときに
羽根の先が、前から見えるように

重ねた部分はズレないよう
耳は揃えましょう

2つ目の羽根を、持ち上げて・・

まず、上2枚にヒダをつくり
羽根を作ったら、ゴムで留めます

つぎに、下にも羽根を作ります
こちらにも
ヒダを作って、ゴムで留めます

これで
3枚の羽根が出来ました

枕を
羽根の中心(左寄り)に当て

帯に入れたハンドタオルの台に
ずり落ちないように乗せます

帯揚げをします

手を、枕の上に乗せ
結び目を ⇓ 飾り紐で結びます

垂れの余った部分は、
ヒダを作りながら
内側にまぁるく折り込み

帯〆を、通します


出来上がり。


編集後記

一見、
難しそうに見えますが
何度か練習すれば
意外に簡単に結べるようになります

最後までお読みいただき
ありがとうございました


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