秋の深まりを感じながら
雨模様の日が続いたドイツ中部ですが、
昨日は、スッキリと晴れて青空になりました。
ゆったりと散歩に出かけると、秋の深まりが感じられる光景に出会いました。
ブラックベリーの葉が真っ赤に染まり、
メープルの黄葉は、まるで明かりが灯っているよう。
外壁いっぱいに広がる赤。蔦の葉です。
秋の日差しの中で、日向ぼっこする猫ちゃんを写真に撮ろうとすると、こちらを向いてくれ、うれしい♡
わたしが立ち去るときには、
にゃ~
となきながら後をついてきて、ニャンともかわいい。
あらッと目を引くキノコもあり、わたしの想像は、ヘンゼルとグレーテルのお話へとふくらみました。
二人が入っていった森には、こんなキノコが生えていたのでは、と。
こんな風に枯れていく灌木の枝を見ると、
侘び、寂びという世界を連想します。
それぞれの葉っぱの色がステキで魅かれます。紫色すら見えているのが神秘的。
植物は色の魔術師だなあと心を打たれます。
光、色、植物とひんやりとした空気。
心の襞にそっとなにかが触れるような、
秋のひとときでした。
Reiko
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