ゲーム障害という病気(ができた)。

WHOが「ゲーム依存」の新基準を作ったそうです。
今日も気の向くままに、ココロについてツラツラと。

こちらの記事によれば

(1)ゲームをする時間や頻度を自ら制御できない
(2)ゲームを最優先する
(3)問題が起きているのに続ける――
などといった状態が12カ月以上続き、社会生活に重大な支障が出ている場合にゲーム障害と診断される可能性がある。

のだそうです。

様々な依存症があります。
タバコ、アルコール、薬物、食べ物(一般的には過食、といわれる)といった「身体に摂取するもの」。
「買物」「ギャンブル」のような行動に依存するパターン。
「ワーカホリック(仕事中毒)」も依存症の1つです。おそらくWHOは認定していないかと思いますが。

「ゲーム障害」の「ゲーム」は、「ビデオゲーム」などのゲームを指します。ボードゲームのような「アナログ」なゲームは含まれていません。

おそらく今最も使われている「ゲーム機」(端末)はスマホでしょうね。ゲーム専用機やアーケードゲームも含まれるとは思いますが、スマホよりはユーザー数は少ないのでは(もちろん推測)。

個人的な見解ですが、「ゲーム障害」は「ギャンブル依存」に似ているかと思います。成功報酬の快感を得たくて(または負けたくなくて)はまるというパターン。
(そもそもギャンブルって、ゲーム機を使わないだけでゲーム)

家庭用ビデオゲームを一気に普及させた任天堂のファミコンが登場したのが1980年代の半ば。
それから30年以上。いまや、ビデオゲームもクラウド化の時代です。

インターネットが当たり前となり、スマホという「自分専用ゲーム機」でいつでもどこでもゲームができる環境が整い、おまけに「ポチッ」とするだけで支払いもできてゲームを次へ次へと進めてしまうのだから、ゲーム障害がおきるのは当然だなあと思います。
クラウド化は「ギャンブル場」を、みんなの手のひらにもたらすことになるのでしょう。
ちょっと大げさな言い方かもしれませんが
「いつでも、どこでも、ゲーム(ギャンブル)」ができる時代になっているということですね。

依存(Addiction)から、つながり(Connection)へ

世界的にみてもゲーム障害に対応できる専門医療機関はまだ少なく、治療体制の整備も課題になりそうだ。

とありますが、どんな依存症も基本的には「心の飢え」がおこしているということを抑えておくことが必要だろうなあと思います。

言い換えれば、「飢え」を埋めるものが違うだけです。

「依存」(Addiction)の反対は「つながり/共存」(Connection)。
ジョン・ハリのTEDのプレゼンをご紹介して今日はおわりにします。
この見解が世界中に広まるといいな。

こと「ゲーム障害」に関しては、子供達にも。


今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。

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