見出し画像

相談する、されるとは。


最近、友達の相談にのることが多い。
正確に言うと、相談ではなく「話を聞く」ことだが。

親友の女の子は、仕事がうまくいかないらしく、上司に注意されたことや日々起こった不快なこと、傷ついたことを私に話してくる。

ある男の子は、仕事で凹み、私を飲みに誘う。
私が話を切り出してから、彼が話出すのを聞く。

その時の私のスタンスは「ひたすら聞く。」

いや、不満あるなら改善すればいいでしょ、と私の男性脳は言う。
私に話したことで、その問題点は改善しない。
何なら私じゃなくて経験豊富な人や、専門家に話した方がいいんじゃないかと思う。
正直状況を変えるには、自分を分析する、向き合う、戦うしかないと思う。

色んな人の話を聞いて思ったのは、みんなその不平不満に対して、アドバイスを求めていないということである。
みんな「ただただ聞いてほしい」のである。意見は求めていない。

過去に私の思ったこと・改善点を言ったことがあるが、ほぼみんなその改善点を聞き入れたことがない。

みんな自分の努力や言動、行動、選択を認めてほしいのではないだろうか。

他人に話を聞いてもらい、「頑張ってるじゃん」「そんなことないよ」と言われて安心したいのだ。


私はそのことを知ってしまったから、これからも聞き役を受け入れる。



正直、今この記事を書いていて辛くなった。
自分が他人に頼ることが出来ないから。
他人に相談できて、うらやましいと私の黒い部分は思った。


そんな私がいつか心に余裕を持って、人の話を聞いてあげられるように。
いつか誰かの心を救えるように。
今日も今までの自分と戦って生きていく。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?