帯マフラー・続いてほしい言い間違い

エルマーシリーズがだいぶ気に入った長男のためについに3部作の最終巻『エルマーと16ぴきのりゅう』を買ってきた。本の紙袋を開けた息子は「やったー!」と喜んで、本に巻かれた帯をはずし「これ大事に取っとく」と帯にまで頬ずりした後すぐに「マフラーにしとこ」とそばにあったトトロのぬいぐるみの首に帯を巻いていた。帯マフラー、7歳の発想は奇抜すぎる。しかもうまく巻けずに斜めになった結果、選挙中のトトロみたいになっていた。


うちの息子2人は4歳差だけれどすごく似ている。顔も性格もそっくりだ。ただひとつはっきり似てないのは長男は歌を一緒に歌ってあげると喜び、次男は一緒に歌うと「一緒に歌わないで!」とぴしゃっとおこってくることだ。でもいまだにわたしの中の、子供が歌う=自分も参加すると喜ぶという刷り込みが消えず、2日に1回くらいのペース(かなりの頻度)で次男の歌に参加しておこられている。今日も『ゲゲゲの鬼太郎』を一緒に歌っておこられた。ゲゲゲの鬼太郎くらいいいだろう!あの歌をすぐ横で歌われているのに参加せずにこらえるのは普通につらい。

子供の言い間違いってなんであんなにかわいいのか。3歳の次男はだいぶ大人みたいな口調が身についてきたけれど、それでいて「パトカー」のことを「パポカー」という。かわいい。偉そうな態度と間抜けな言い間違いのギャップがたまらない。まだしばらくこのまま間違っていてほしい。次男が「パポカー」と言うたびに、それに対して「うん、パポカーね」「パポカーどこやったの」とパポカーのダメ押しをして言い間違いの強化を図ってしまう親はわたしだけではないはずだと思いたい。





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