見出し画像

借金は悪いもの?

こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  

ご無沙汰の投稿になってしまいました。
最近新規事業の立ち上げで、仕事ばかりになっていました。(良くない、、)

振り返る時間をなかなか作ってなかったので、緩やかに再開していこうと思います。

今回は「借金」について。

みなさんは、借金に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
「借金は悪いもの!」という漠然とした概念をお持ちの方も多いかもしれません。

ただ、経営においては、
積極的に借金をしていい時というのがあると思います。

確かに借金をすると、一時的な損益計算書はマイナスになります。
マイナスのままでは確かに良くないですよね。

借金は怖い!と感覚的に思いがちですが、その正体は「返せないことの不安」が大きいのかもしれません。

では、借金をしても「返せる見込み」があれば、何の問題もないのではないでしょうか。
(決算書の評価云々はおいておいて)


経営における借金の評価は、
バランスシート(賃借対照表)ではなく、
キャッシュフローを重視するようにしています。
(これも経営戦略によるとは思いますが)

例えば500万の借入(借金)をしたとします。
仮に年利2%で、5年返済計画を立てたとします。

返済方式は色々ありますが、おおよその年間平均返済額は102万程度、月々の返済額は8.5万程度とします。

次に借入れた500万で新規事業を作るとします。
その事業から得られる利益が月々8.5万以上であれば、計算上はキャッシュフローはプラスということになります。

毎月の返済額より、多くの利益を生めると見込みがあれば、それは積極的に借金をすべきでしょう。

仮に1000円払ったら1万円がもらえる話があり、手元にお金がなければ、迷わず1000円を借金するはずです。
少し話を極端にしましたが、このように借金する時はそれを上回る利益を得られるかで考えます。


借金は危ないもの、というのは、見通しの立っていない、その場しのぎの借金に限ります。

本来の借金とは、未来にあるチャンスを掴むための前借りという位置づけが正しいです。

借金は無から有を生み出す機会を与えてくれます。

すべき借金を見極めていく人が、
大きなチャンスや成長も手にしていくのかもしれませんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?