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【読書】正義の教室

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

先日、「正義の教室」を読み終わりました。

「正義とは何か?」という題材について、物語形式でわかりやすく理解を深められる1冊でした。

内容のネタバレにならない程度に、本を読んでの感想を綴ります。

僕はもともと、「数学」とか「理科」が好きでした。
理由は「考えれば答えがでるから」です。

ただ、大人になってから、「哲学」や「歴史」が好きになりました。
理由は真逆で「答えが1つではないから」です。


学校では、答えを求められることが多かったです。
ただ、いざ世の中に出てみると、必ずしも正解・不正解、白黒ハッキリつけられる事ばかりではないと感じます。

賛成意見の裏には必ず反対意見があり、
これが正しい!と主張すれば、批判の声も湧き上がる世界です。


同じく、「正義」についても、昔は正義のヒーロー、悪の親玉がいる、単純な構造でした。

ただ、1歩世の中に出れば、正義とされるものが、立場が変われば悪とされ、人の数だけ正義の尺度があることを知ります。

それ故、迷うことも多いですが、最近は答えがないものに対して、自分なりに答えを見つけていくこと自体が、人生の楽しさなのかなと思っています。


簡単に答えが出ないから、追求しがいがあるし、楽しさがあります。

答えがないものを、自分の人生経験でひとつひとつ、意味づけ、価値付けし、自分なりの答えを見つけていきたいです。

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