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自分を見るように人を見る

こんにちは!かけだし社長の小寺です。

人は誰しも、自分なりの価値基準を持っています。
そして相手を見る時、自分の価値基準を通して無意識に目の前の人を判断しています。

人は面白いもので、自分の中にある概念でしか、人や物事を判断することができません。
概念にないことは思うことすらできません。
これは良くも悪くもです。

例えば、幼少の頃から凄く親切な人達に囲まれて育った少年は、「人には親切にするものだ」という価値基準が、当たり前のように備わっています。

それ故、「人を信じる」「人に親切をする」という考えはあれど、「人を疑う」という概念をそもそも持ち合わせていません。
(都会ほど性善説だけでは騙されてしまうこともあるかもしれませんが、素敵な生き方ではあります。)

逆に、いつも人を欺こう、出し抜こうと思っている人は、人から親切を受けても、「何か裏があるに違いない」と思ってしまいます。
それは、目の前の相手がどうこうというより、そもそも自分がそういう生き方をしてしまっていることが原因にあります。

このように、自分が人に接する前提を、そのまま目の前の相手にも投影するのです。
自分を見るように人を見ているということです。


努力で人生を変えてきた経験のある人は、自分に期待している分、人にも同じように期待をかけ、可能性を信じることができます。

逆に、いつも諦めてしまう、何かと挫折してきた経験のある人は、どうせ他人になんて期待できないと、周りの可能性も信じられなくなります。


「人は自分の鏡」という言葉があります。
どう生きるかは個人の自由ですが、どんな人に出会い、囲まれていたいか?理想の人物像があるなら、まず自分がそういう人物になる努力から始めてみるといいかもしれませんね。

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