こんにちは！かけだし社長の小寺です。

日本円の価値が下がり続けています。
約20年ぶりに1ドル129円代まで進み、円安の動きが止まりません。

日本国内だけを見ていると、あまり実感がないかもしれませんが、世界的に見たら、自分たちが持っている円の価値がどんどん下がっていることを意味します。

約10%も円の価値が下がるというのは、かなり異常事態だと思います。
みなさんの資産が10%も失われたと聞いたら大騒ぎでしょう。

日本では未だに、「お金は銀行に預けておく」という謎の文化が根付いています。

ただ、この円安下において、ただ銀行に預金しておくということは、それだけでお金の価値が減っていることのだということを、自覚しなくてはいけません。

人によってはドル建てしたり、海外の金融資産に逃れる動きもあります。

みなさんが持っている、例えば1000円札の価値は一定ではありません。

歴史でみれば、ジンバブエという国が財政破綻し、ジンバブエドルが紙切れ同然の価値まで暴落しました。

日本円がいつまでも日本円として価値を保っているかは、どこにも保証がないのです。

もちろんすぐに財政破綻はしないでしょうが、対外的にみた自国通貨の価値を意識しておくことは、自分たちの資産を守ることに繋がります。

お金を稼いで増やす、減らないよう節約するという意識はあれど、お金を守るという意識はなかなか普段持たないもの。

折角築いたみなさんの資産も、守る力を身につけないと、知らないうちに減っているかもしれません。

守る力を今こそ意識しておきたいですね。