見出し画像

【出店希望者必読】 物件選びの虎の巻

こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。

自分のお店を持ちたい!という夢を持っている人は、わりと多いのではないでしょうか。

ただ、実際にお店を出すとなると、何から始めていいのか、どんな準備をすればいいのか、どんなことに気をつけなければいけないのかなど、悩みは尽きないと思います。

今日はそんな方のために、自分の経験談をシェアしておこうと思います。
少しでも参考になれば幸いです。


まずはコンセプトを決める
まずはここから。
・業態は?
・規模は?
・ターゲットは?
・戦略は?
など。コンセプトを固めると、欲しいテナントの像も見えてきます。

法人成りしてるか?
まず個人で店舗を借りるのは困難でしょう。また法人成りしていたとしても、最低で1期、理想で3期黒字決算していることが望ましいです。
(そもそも審査を通過できないです。)

不動産会社
不動産会社の物件選びも、担当の方によって熱量が変わる。
あと、物件は早いもの勝ち!
その時々によって掘り出し物も変わるので、こまめに情報提供してくれる担当を見つけることも、理想の物件を獲得するために大事な要素です。

用途地域
物件が所属する用途地域は必ず調べておくべし。
商業地区ならまず確実。特に深夜営業をするような業態だと必須。
それ以外の用途地域だと何かと制限がかかります。

物件の種類
資金が限られるなら、居抜き物件を中心に!
スケルトンはかなり費用かかるので、ご利用は計画的に。

また
・路面店(1階の道路に面した物件)
・空中階(2階以上の物件)
によっても値段が変わります。

路面店のほうが家賃は高いですが、路面の分、来店のしやすさがあがります。これもご自身の事業計画次第。

家賃の妥協点
店舗を出すならFLR比率は要チェック。
F(Food):材料費
L(Labor):人件費
R(Rent):家賃(賃料)
がそれぞれ売上に対して何%占めるかの比率のこと。
全体で70%、家賃は売上の10%が理想とも言われています。

取り組む業態や商売によって、ここまでは家賃に割ける、という妥協点は予め資産しておきましょう。

ライフラインの確認
建物のライフラインも意外と落とし穴が多い。
・電気ガスは通っているか?
・ネット回線の引き込みはあるか?(ないならNTTの工事が必要)
・電気のアンペア数は足りているか?
・水圧は大丈夫か?(空中階だと水圧が足りずポンプ設置が必要になることも)
あとから気づくと余計な費用とともに、準備もバタバタします。

必要資金
審査が通ったら、いよいよ契約!
初期費用は家賃の6ヶ月分〜12ヶ月分と思って資金を用意すべし。
また最低3ヶ月分くらいの生活費は貯金してる状態で事業参入することを推奨。(何かあっても3ヶ月あれば立て直せます。)


いかがだったでしょうか。
実際やってみると、わかることはたくさんあります。

物件を借りたら、業態によっては、その後出店のために必要な手続きが色々とありますが、それはまたどこかの機会に。

これから出店を考えている方に、少しでもお役に立つ情報を届けられたのなら幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?