同調と共感の違い
こんにちは!
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。
相手と共感をとる時に、ついつい同調で終わってしまうことがあります。
同調と共感はイメージは似ていても、
理解度や相手への伝わり方は全く違います。
同調とは、相手への相槌に近いです。
「こんな経験をしたんです!」
という相手に対して、
「それは凄いですね」とか
「それは辛かったですね」など、
表面的な寄り添いになってしまうと、場合によっては、この人適当だな、本当に理解しているのかなと感じ取られてしまうかもしれません。
それに対し、共感とは感情移入です。
「こんな経験をしたんです!」
という相手に対して、
「もし自分が同じ経験をしたらどう感じるだろう」
ということを、自分事で想像して追体験をします。
すると、その時に沸き起こる感情、考え、想いが想像できます。
また自分も似たような経験をしていたのなら、その時の記憶を呼び起こします。
すると、同調の時より、より深いレベルで相手の理解に努めることができます。
表面的な情報だけでなく、それによって心はどう変化したのか、そこまで想像して共感していくと、相手も、「この人は本当に理解してくれている」と感じると思います。
共感できる人は相手のニーズを汲み取り、
適切なアドバイスをできる人だと思います。
相手の立場にたって、真剣に相手と向き合う。
人間関係をより深く構築していく上で、大事にしている姿勢です。
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