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相手の頭の中を想像する

こんにちは! 
人のつながりの中でイノベーションを創造中の小寺です。  

コミュニケーションが上手な人は、
相手の頭の中を想像するのが上手な人だと思います。

人は話を聞いている時、頭の中で情景を想像しながら理解に努めようとします。

小説を読む時、みんな頭の中で物語の情景を想像しながら、読み進めますよね。
あれと同じことが会話でも生まれます。

そして、この想像するスピードというのは、人によって千差万別です。

例えば、説明することに一生懸命になって早口になったり、自分では当たり前だと思っている言い回し(専門用語)ばかり使っていると、聞いている側はうまくイメージができない場合があります。

話についていけなくなるというのは、
つまり、想像が追いつかない状態です。

正確に物事を伝えようと思えば、話し手側は、聞き手側の頭の中で、何がイメージされているかに注意を払う必要があります。

話していると主語が抜ける人もいますが、これも相手の頭の中を想像できていない典型例だと思います。

主語抜けは、自分の頭の中では想像できている絵が、相手の頭の中にもあるだろうという前提で話を進めるために起こる齟齬です。


僕も話をする時は、相手の表情を確認しながら、自分の言葉を受け取ってもらえているか、受け取った結果、相手の頭の中に何がイメージとして浮かんでいるかを、汲み取りながら話の内容やスピードも変える努力をしています。

それでもお互い認識齟齬する時もありますから、都度都度相手に何をイメージしてるかを聞く時もあります。

そのくらい、イメージを合わせるとは繊細な作業なのだと思います。

相手の立場に立って考えるとはよく言われますが、イコール、相手の頭の中の情景を共に想像することから、円滑なコミュニケーションは始まるのかもしれませんね。

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