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プログラマーの誓い:デベロッパーの倫理

アメリカでは、医師は自分の力を理解していることを認め、ヒポクラテスの誓いを立てなければなりません。

私たちを取り巻く世界が技術的なものに包まれ、私たちの生活が技術的なものに依存していく中で、ソフトウェアエンジニアも自分たちの立ち位置を理解することが重要だと考えます。

デベロッパー倫理は、私たちがさらに学んで理解する必要がある重要なテーマであり、多くの大学でもカリキュラムに導入されています。

自動走行車のジレンマ
最も有名なプログラミング倫理の例としては、[自動走行車のジレンマ] があります。
衝突が起きそうになったら、車内の乗員を救うように車をプログラムしますか?それとも、車の外にいる人を轢いてしまいますか?

もちろん、意図しない差別やプライバシー法が破られている状況を捕まえるような、それほど極端ではない例もあります。この記事の最後にあるリンク先で、テクノロジー倫理についての詳細を読むことができます。

ソフトウェアエンジニアのマインド
ソフトウェアエンジニアとして、自分の知識と力を大切にし、そのスキルを活かして向上していく必要があります。Code Chrysalisでの3ヶ月間は、世界をより良い場所にするにはどうしたらよいかという好奇心と行動力に満ち溢れたものにして欲しいと願っています。そのため、「プログラマーの誓い」を読み、自分の仕事が他人にどのような影響を与えるかを常に念頭に置いてください。

以下はニック・ジョンストンの「プログラマーの誓い」からそのまま抜粋したものです。(もちろん、Github上にあり、コントリビュートしたい場合はプルリクエストを送ることができます)。

プログラマーとして、私は以下の教義を満たすことを誓います:

- 私は、正直で道徳的な仕事のみを引き受けます。私は、人々から搾取したり害したりするいかなる要求に固く反対します。
- 私は、先人たちが学んだ教訓を尊重し、私が学んだことを後輩たちと共有します。
- 私は、プログラミングが科学と同時に芸術であり、思いやりや、共感、理解は巧妙なアルゴリズムや技術的議論よりも重要であるということを忘れません。
- 私は、"わからない" と発言することを恥ずかしいことだと思いません。私は、いき詰まったときは助けを求めます。
- 私は、ユーザーのプライバシーを尊重します。世間が知っている内容かもしれなくても、ユーザ情報を開示することはありません。
- 私は、謙虚になり自分が間違いを犯すことがあると認識します。
- 私は、生か死の問題について最も慎重を期して行動します。
- 私は、コンピューターのためにコードを書いているのではなく、人々のためにコードを書いていることを忘れません。
- 私は、私のコードと行動が起こしうる結果を考慮します。社会的および技術的な問題の両面の困難さを尊重します。
- 私は、勤勉であり私の仕事に誇りを持ちます。
- 私は、自分が間違っている可能性があることを認識します。私は、心を開き、他人の話を注意深く敬意を払って聞き入れます。

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