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いたずらプログラミング

ご無沙汰しております。Y研究員です。5月病と言い訳ができるのも今日までで残念な限りです。

このBlogや道場では積極的にプログラミングは何でもできるという調子で宣伝していますが、今回は困ったことになる場合もあるというご紹介です。

手短に結論だけ書いておくと、何か分からない事や困った事があったらココか、もしくは「ハッカー協会」に相談できますよ、というお知らせが今回の記事の要旨です。


背景は2019年の3月に「中学生が掲示板にブラクラを貼って補導された」という事件です。実態としてはイタズラ程度のものを掲示板に貼ってみた中学生が警察に補導されてしまったというのが真相のようです。この他にも同じ案件で大人も起訴猶予になりました。しかしイタズラ程度で中学生が補導されるのはあまりに不可解なので、いろいろな人が頑張った結果、どうやら警察庁から「積極的に取り締まるように」という文章が出ていたことがわかりました。

詳細はねとらぼの記事などに譲りますが、大雑把に書くとインターネットに関する法律は新しく、たとえ霞が関の役所であっても理解や解釈に問題が発生する可能性がまだまだ有るということです。


インターネットやプログラムは何でもできて楽しい反面、普通の社会や刃物などの道具と同じで使い方を間違えると面倒なことになる事も知っておく必要があると改めて思いました。学校でもプログラミング教育が始まるということですが、このあたりの安全面も不安を煽るだけでなく上手に伝えていきたいものです。

では今回はこの辺で。


ハッカー協会:https://www.hacker.or.jp/

ねとらぼの記事:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1903/18/news055.html

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