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未来の学校(とSDGs)がテーマのマインクラフトカップ2020開幕 エントリー方法からダウンロードとインストールなど解説 CoderDojoでもやっていきたい

こんにちは、K研究員です。今年もマインクラフトカップが始まりました。

今回はエントリーの仕方や始め方などを紹介していこうと思います。エントリーすることで、マインクラフト教育版のライセンスが2/28まで貸してもらえます。太っ腹ですね。

ちなみに今回は団体戦ではなく、個人戦のようです。団体戦はチームワークやリーダーシップ、責任感などを試されるいい機会ですが、一人一人の子供にとっては集まれる時しかやれないのでいまいち本気でできないところもあったのかなと思います。なので個人戦も団体戦もどちらもやってくれるのはありがたいですね。

エントリー方法

マインクラフトカップのページからエントリーできます。エントリーは前回と同様結構長い期間できます。

2020年7月22日(水)~11月23日(月・祝)

今回は、高校生以下(2021年3月31日時点で18歳以下の個人)の参加者全員が対象とのことです。未就学児も気兼ねなく参加できます。

エントリーにはアンケートに答える必要があります。

また、メールの自動応答などはないので、メールアドレスを間違えないようによく確認するほうが良いでしょう。(私はもしメールアドレスを間違えていたらと不安に思って問い合わせてしまいました)。

エントリーから3営業日ぐらいでライセンスのメールアドレスとパスワードがかかれたメールが届きます。

マインクラフト教育版のインストールと使い方

そうしたらこちらからマインクラフト教育版をダウンロードします。

https://education.minecraft.net/

マインクラフト教育版はiPadにもあるので、AppStoreからダウンロードすることで使うことができます。

ダウンロードして開くと、サインインの画面が出てくるので、そこで@minecraftcup.comのメールアドレスと初期パスワードを入れます。そうすると、パスワードを変更するように求められるので、8文字以上、大文字小文字数字記号の中から3種類を使ったパスワードを作って変更します。この辺りはセキュリティ教育を兼ねて子供にやってもらうのもいいと思います。私も自分の子供にパスワードを考えてもらいました。パスワードを変更するとマインクラフトのワールドが作れるようになるので自由に作業ができます。

マインクラフト教育版にはCodeBuilderというプログラミングの機能が最初から備わっています。使い方は以前書いたこちらのブログをご覧ください。


テーマ・提出物・審査方法

今回のテーマは「未来の学校」とのこと。未就学児には難しいかもしれませんが、面白いテーマですね。

審査方法はこちらです。今回はいきなり参加者投票ではなく、専門家の一次審査が入るようです。前回は非常に多数の作品から投票することになって一つ一つをしっかり見れたわけではなかったので、今回の方が正しい評価ができるかもしれません。

評価指標は(1)-(4)までありますが、(1)はなかなか社会力が問われて難しいですね。またテーマに対する調査も問われるようです。最終成果物はまだ提出ページがオープンしていないですが、調査した内容を書くようなテキスト欄もあるのかもしれません。

また今回はレッドストーンだけでなくプログラミングも重視されるようです。計画を立てて取り組むことができるかというのも前回はなかった視点ですね。計画表の提出があるのかもしれません。またはコツコツと長期に頑張ったものが高く評価されるのかもしれません。


今わかっている最終提出物はこちら。

今回は動画を作る必要はないようです。一次審査が専門家審査だからでしょうか。なお、ワールドデータの取り出し方はPCの場合は簡単にできますが、iPadの場合は少し難しいので、こちらを参照いただければと思います。

まとめと感想

マインクラフトカップに参加すると教育版のアカウントが使えるようになって大変お得です。エントリーも全然難しくなく、小学生以上などの縛りはありません。審査するところは結構社会性が問われる気がしていて、レッドストーン回路がうまいとか、プログラミングを頑張ったというだけでは審査に通らないのかもしれません。まあでももともと参加者数に比べて入賞者は相当少ないですから、参加するだけで意義があるととらえてあまり肩ひじ張らずにやるのがいいかもしれません。

逆にせっかくならSDGsなどの教育の機会ととらえてもいいかもしれません。次回のCoderDojo港北ニュータウンでテーマとして取り上げたいですね。


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