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「写経」で覚えるプログラミング

お疲れ様です。Y研究員です。今日は「仕事のコツ」の話題です。プログラミングの勉強法「写経」について書きます。

新しいスキルの習得に役立つ「写経」

新年度が始まりました。新しい仕事が始まると、覚えないといけない事が出てきます。プログラミングでも、使ったことのない言語やライブラリを勉強する事になります。そんな時に役立つのが「写経」のスキルです。

勘所が分からない新しい技術でも、最初は右から左に書き写すだけでスムーズに始めることができます。「写経」に慣れていれば、自分にあったペース配分や、次段階への移行も気軽にできます。こうすることで効率的に新しいスキルを身につける事ができるわけです。

まずはチュートリアルから初めてみる

かく言う自分も新しいライブラリを勉強する必要がでてきました。GStreamerという動画を効率よく取り扱う技術です。幸いなことに公式サイトに丁寧なチュートリアルがあったので、それの「写経」から始めました。

環境を整えてから書き写してみると、そのライブラリの雰囲気が分かってきます。「お作法」なんて言う人もいますね。処理の始め方やエラーの取り扱いを確認したり、挙動のクセなどを見たりできました。

「写経」の次は「少し変えてみる」

「写経」で一番いい題材は、書き写すと動くものです。逆に、コードの一部分だけを並べている素材は「写経」に向きません。せっかく全部書き写しても、正しく動くか分からないからです。

さて「写経」を終えて動くことが確認できたら、次は少し変えてみましょう。変えるところを間違えたり、変え方がおかしいと動きません。こうすることで、幅を広げることができます。

おわりに

今日は「仕事のコツ」として「写経」を説明しました。もし「写経」に興味はあるけど題材が分からない場合は下記の記事を参考にしてください。初心者と中級者向けに素晴らしい本があります(エラーで学ぶシリーズは偶然にも日経さんでした)。

それではまた!

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