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6/28のCoderDojo港北ニュータウンは低学年向けに差別化してみる。そして5月のオンライン開催は初めての中止!

こんにちは、K研究員です。

3月、4月と無事開催してきたオンラインのCoderDojo港北ニュータウンですが、5月は人が集まらずついに初めて中止になりました。一度、日程をずらしてみたのですがうちの子を除くと0人でした。

実は、CoderDojo港北ニュータウンはオフラインの時から16回やっていましたが、人が来なくて中止というのは初の経験になります。

結論から言うとCoderDojo港北ニュータウンも差別化を図っていくのがいいのかなと考え、次回は未就学児~低学年をメインターゲットとしたDojoにしてみようということになりました。


オンライン時代のCoderDojoが難しい、その理由をいくつか考えてみます。

オンラインでは日本中どこのDojoにも参加できるので、日本全国のDojoが競合になる

これが一番大きな理由と思われますが、CoderDojoが開催されるのはだいたい土曜日か日曜日ですが、最近の土曜日や日曜日は大体一日5~8のDojoが開催されていて、どこに参加することも可能になりました。


そうすると、人気のあるDojoに人が集まるようになり、どこでもいいという人もなるべく人が多いところのほうが楽しいのでそこに行くことになります。また、オフラインでは会場の都合で人数が限られますが、オンラインではより多くの人数を集めることが可能なので、より一つのDojoに集まるようになってしまいます。

オンライン接続できる環境を持っていない、または持っていても心配で参加できないため、参加者全体が縮小

それでも参加者が増えればいいのですが、実際のところCoderDojoの参加者は減っているのではないでしょうか。ITのことはよくわからないけど行けば何とかなるという安心感に比べると、自宅から接続しなければいけないというのはハードルが高く感じそうです。特に、自宅が散らかっていて見られたくない、iPadはあるけどオンライン会議ができるかよくわからない、自宅がWiMAX2+や携帯電話の回線のため通信料が心配という人もいるかもしれません。

実際には、zoomはバーチャル背景があるので自宅を見られずに実施できますし、iPadでもオンライン会議はアプリを入れることで可能です。

オンラインでは価値を感じない

これも一定数ありそうですが、オンラインでは結局質問しにくい、場所は自宅なので集中できなそう、会場にあるmicro:bitなどのハードウェアや書籍を借りることはできないなどで、価値が低いという感じかもしれません。

実際には、オンラインならではの価値もあるのではと思います。オンライン会議ツールを比較的自由に使えるのもCoderDojoぐらいな気もしています。例えば自分の好きなバーチャル背景にすることが可能ですし、画面共有やチャットを試すことも可能です。また、今まで行ったことのない県や市の地名がわかってそこにいる人と話すことができます。

そんなわけでちょっと差別化して見る

土日に10~15のDojoが開かれ、どこにでも行ける今の時代、CoderDojo港北ニュータウンも差別化していくほうがいいのかなと感じました。差別化の方法としては、平日にやる、朝早くやる、内容で差別化というのもあるのですが、CoderDojo港北ニュータウンのもともとの強みというか、特徴である小さい子が多いという特徴を活かして、未就学児から低学年までをメイン参加者とするDojoにしてみようと思います。

うちの子もそうですが、小さい子は落ちつきがなく、すぐ飽きてどっかに行ってしまったり、奇声を上げたりすると思いますが、CoderDojo港北ニュータウンでは途中入場途中退出、奇声も変なチャットも問題なしで進めてみようかなと思います。

小さい子の弟や妹はもっと小さいので、邪魔しに来ますよね。それもOKで進めたいなと思います。

また、オンライン会議ツールを試してみたい、オンライン教育が普及するだろうから慣れさせたいというような参加理由もいいと思います。

携帯の回線しかないというご家庭も、30分だけの参加というのもいいと思います。6月も終わりの時期の開催なので、残りギガ数と相談しながら時間を決めてもらえたらと思います。

なるべくハードルを下げて、入門しやすくできたらと思います。


無料のプログラミングクラブCoderDojoを運営するにあたり寄付を受け付けています。お金は会場費・Wifiの費用・教科書に使用します。