あっという間にハロウィンが過ぎ、クリスマスシーズンのデンマーク。色々書きたいこと山盛りですが、全然追いつきません。

先日娘とふらりと立ち寄った、コペンハーゲンのコンゲンス・ニュートー（kongens Nytorv）広場のクリスマスマーケットの様子をお裾分け。

そこで売ってた工具や拳銃を模したチョコレートが精巧すぎて、思わず娘と興奮して買っちゃいました。一週間くらいかけて少しずつ大事に、それは大事に食べました。

調べると、コペンハーゲンから片道2時間半ほどの郊外にあるチョコレート屋さんだそうで、実際に店舗に行くのはちょっと大変そうだったので、クリスマスマーケットでこうして出会えて嬉しかったです。

大学帰りに立ち寄ったチボリ遊園地も、どこもかしこもクリスマスな雰囲気が可愛い。世界最古の遊園地、1時間とか2時間とか、ちょっとした空き時間で楽しめる規模感なのが嬉しいです。

やっと見つけた幼稚園

11月上旬にようやく娘の幼稚園を見つけた！と思ったら、あっという間に今日12/18が最終登園日。デンマークは明日からクリスマス休暇だそうです。

たった2ヶ月間の登園でしたが、遠足や参観日、フォトグラファーによる集合写真撮影会、そしてクリスマス会（こちらは胃腸炎で参加できず泣、娘も私も辛かった）など、短期間の割にイベント盛りだくさんで楽しく通うことができました。

参観日の様子

参観日は、特に親向けに何かを披露するわけでなく、子ども達が自分の親に幼稚園での好きな遊びを淡々と紹介するというイベント。娘は、絵の具でのお絵かきスペースが大のお気に入りで、毎日絵の具やお絵かきを楽しんだり、屋内に飽きたら外で自由に遊んでるよ、って教えてくれました。

外の園庭のテーブルには、自由に食べれるスナック（野菜や果物）が。これらも子ども達がキッチンで自分たちで切るそうです。

娘の希望で、登園最終日はお友達全員にお礼のプチギフトを贈るため、前日に小さなお菓子とラッピング袋を買ってきてせっせと袋詰め＆お手紙書き。案の定、娘は途中で飽きて最後は私1人で袋詰めするハメになったけど。。。

最初は、森の幼稚園などデンマークならでは！な公立幼稚園に登園させたいなと思っていましたが、結局タイミング合わず入園できませんでした。実際に見学行った時も、ほとんど外で過ごす子ども達の様子を見て「森とかヤダ、デンマーク語わからないしヤダ！」と娘には拒否され。

結局、モンテッソーリ教育を実践する私立園に通うことになりましたが、結果的に娘に合ってたなと思いました。デンマークに来たのにイタリア発祥のモンテッソーリの園に通うことになったのも、これまた何かのご縁だったのかもしれません。個人的な親目線では日本で感じていたモンテッソーリ園への印象を覆すとても良い経験になりました。また、園での生活は英語だったおかげもあり、あっという間に馴染んでくれました。デンマーク以外の国籍の子がたくさんいたのも、世界には色んな人種や家庭があることを実体験で知ってもらえて良かったな。

娘のおかげで毎日がバタバタで研究以外の出会いにも恵まれ、想像以上に大変なデンマーク子連れ生活だったけど、娘がいるからこそ楽しめるような場所にもたくさん行けました。

娘だけ先に年始に日本に帰国するので、やっと落ち着いて研究できると思うと同時に、長期で子どもと離れる生活、初めてで不安もあります。

デンマークで幼稚園を見つけるまでの苦労話はまた別途まとめたいと思いますが、娘が成長した時に良い思い出として覚えててくれるといいな、そして何か将来の糧になってくれるといいな〜。

なんてことを思いながら、これから最終日のお迎えに行ってきます。

-----

追記

最終日、こんなもの作っててくれた〜泣

あと幼稚園のクリスマスツリーと、それに飾っていた手作りチャームを娘が解説してくれているところも載せておきます。（ちなみにこの暗さは12月上旬の夕方16時半くらい）

今後改めて日本との比較で書きたいこと忘れないように箇条書きでメモしときます。こんなこと聞きたいっていうリクエストもあれば是非ください。

・公的な情報提供/受入れまでのサポート体制
・待機児童の存在（デンマークにも待機児童は居ました）
・男性保育士の存在
・保育園/幼稚園のあり方
・病気対応
・子どもの物品管理
・保護者と園のコミュニケーション

以上