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(第19回)プログラミング教室にも求められる自由度 ~カリキュラム消化で創造力は育まれる?~

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GMOメディアから「2020年版子ども向けプログラミングスクールカオスマップ」が公開されました。このカオスマップ、ポータルサイトを運営されているGMOメディアが作られたものですので、業界内の様々な規模のプログラミングスクールがほぼ網羅されており、非常に便利なマップになっています。

このカオスマップを見ていると、改めて「プログラミング教室業界は、異常なスピードで教材や運営会社が成長してきた」ことがわかります。

(子ども向けの教育業界に詳しい方ならお分かりいただけるかと思いますが、圧倒的に歴史の長い学習塾業界や英会話スクール業界と比較して、遜色ないくらいの数の企業が参入をしています)

このように、大きな時代の流れの中で成長を続けるプログラミング教室ですが、教室内のカリキュラム・教育コンテンツについては、まだまだ色々な工夫・改善の余地があります。今回はプログラミング教室のカリキュラム構造について、少し触れたいと思います。

現状のプログラミング教室の大多数は“カリキュラム型”


まず、民間のスクール・習い事のカリキュラム構成の主なパターンをご紹介したいと思います。
民間のスクールのカリキュラム体系は大きく分けて以下の2つに分類されます。

1)反復練習型
2)カリキュラム型

それぞれについて見ていきましょう。

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