見出し画像

(第21回)学校休校中の保護者・子ども達の心理 ~プログラミング教室として求められる対応は?~


前回の記事はこちら

学校休校中の保護者・子ども達の心理とは?

多くの自治体で公立学校が休校になっており、緊急事態宣言が出された地域においては、民間教育事業者も一時休校をしているかと思います。

この休校期間中について、民間教育事業者の対応は以下の3つに分かれます。

1)完全にオンライン授業に切り替えて授業を継続
2)休校期間中は講座を開講せず、「振替」制度を活用して後日受講を促す
3)あくまで「自粛要請」であるため、通常授業を強行

その教室の立地や方針などの事情は様々ですので、どの選択が正しいかは本コラムでは明言できません。

しかし、今回の新型コロナウイルスの影響は中長期化する可能性が高く、5月中に完全に通常営業に戻れる可能性は、非常に低いということを覚悟しておいた方が良いでしょう。

一方で、現状の教育業界における「保護者の心理」はどのようなケースがあるのかを、お伝えしておきたいと思います。今後の各スクールの取り組みのご参考にしていただければ幸いです。

※現在、各事業者単位で消費者動向調査やアンケートなども行われていますが、地域差や調査方法での差が大きく、偏りが見られますので、今回のデータはあくまで全国的な傾向を示したものだとお考え下さい。

消費者(特に保護者)の心理

ここから先は

1,313字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?