見出し画像

(第22回)プログラミング教室の2020年の新規生徒募集問題について

前回の記事はこちら

今年の生徒募集・広報戦略はどのようにしていくべきなのか?


今回の新型コロナウイルス・緊急事態宣言の影響により、多くのプログラミング教室では通常授業を一時取りやめ、休校対応をしました(一部はオンライン授業への切り替えで対応)。

5月に入り、緊急事態が解除される地域が増え、徐々に通常授業を再開する教室が増えていく中、プログラミング教室経営にとって、これからの最大の課題が「生徒募集」についてだといえます。

例年、プログラミング教室などの習い事分野の新規生徒募集の繁忙期は「1~4月の春戦線」になります。

しかし、今年はこの春戦線が新型コロナウイルスの影響により、ほぼ集客が不可能になったため、多くのプログラミング教室においては、新規の生徒を増やすことができませんでした。

一方で3月の年度末の退会者数は一定数発生し、それに加えて、緊急事態宣言期間中の休校の影響による退会者も出ているため、多くの教室では生徒数が減少してしまっているのです。

そのため、多くのプログラミング教室の事業者の方々は、生徒数を回復させるために、これからの夏以降に生徒を増やすことができるのかどうかを心配されているかと思います。

そこで今回はプログラミング教室における2020年の生徒募集について書いていきたいと思います。

2020年の生徒募集についての問題点


これから自粛ムードがなくなり、徐々に消費者の生活が平時に戻ってくる中でも、「プログラミング教室の新規生徒募集」については、以下の問題が存在します。

ここから先は

2,852字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?