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(第26回)成熟期に突入したプログラミング教室経営 ~成長期から成熟期に入りつつあるプログラミング教室経営の成功ポイント~

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2020年の春以降は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、プログラミング教室業界も通常営業が難しい環境になりました。

教育業界においては、7月~9月の期間、感染者数の減少にともない新型コロナウイルスのマイナス影響が徐々に小さくなっています。その結果、通常の教室運営、新規集客が可能になっている教室が多いようです
今後、秋以降の第三波の感染拡大のリスクはあるものの、9月の現時点では「日常」を取り戻しつつあるといえます。

そんな中、プログラミング教室業界の現場においては、2020年の各教室の動向を見ていると、業界全体が明らかに「成長期」から「成熟期」に入りつつある傾向があります

具体的には、これまでプログラミング教室の新規集客・生徒数確保で重要だったのは「プログラミング教室」という業種名と、販促活動でした。ところが最近の好調な教室は明らかに教室の「質」=「商品力」が成功要因になっているのです。

今回は、2020年現在のプログラミング教室経営の成功のポイントについてお伝えしたいと思います。

成長期と成熟期の違い。 需要>供給の成長期。 供給>需要の成熟期


まず簡単に業界の「成長期」と「成熟期」の違いを説明します。

わかりやすく説明すると、成長期とは「ブームが起こり、求める消費者数と比較して、教室数が少ない」状況です。経済学でいうところの「供給が需要に追い付いていない」状態です。

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