酒と眠れるやつ
悲しかった
飲まずにいられなかった
酔っ払わないとその時は生きられなかった
派手にやろうとしたら安定剤と眠剤があった
拗らせた姉から貰った強いやつだ
酒癖の悪い奴の悪い勢い、ヤケクソでかなり飲んだ
2日寝込んだ
女が言うには1日に一回20分程起きてご飯だけは食べていたらしい、食べたら寝る、覚えてない
そんなこんなで気持ちがよかった
2日ぶりに起きた身体は寝過ぎと薬で酷く怠かった
本当にフラフラで、それでも訳もなく無性に外に出たかった
身体の調子は悪くてテンションだって低い、だけど自分らしいと強く思えた
恍惚と不安、二つ我にあり
まさにそんな言葉が頭に浮かんで、こんな感じで生きていくかとその時は心に決めた
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