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2023/09/26(火)


4人で飲んでいる時に人生で人にブチ切れたことがあるか?という話題になる。
私自身ブチ切れたという記憶はないけれど、今までで一番腸が煮えくり返る程の怒りを感じたのは中学生だったなと思う。とても美人で聡明な同級生がいたのだがこの子は人の不幸がとても大好きな子だった。この子の場合罪もない子に濡れ衣を着せて修羅場をおこしそれを楽しんでいるようだった。卒業間近には学年女子の過半数がその子の悪意の餌食になっていた。もちろん私もその子には2回痛い目を合わせられた。2回とも私と仲が良い子に、私がその子の悪口を言っているということを吹聴していたらしい。もちろん私は悪口など言っていないのにある日突然仲がよかった子に冷たくされ戸惑った。誓ってそんな事は言っていない!信じてほしいと訴えても信じてもらえなかった。その悪女に問い詰めてもこれまたすっとぼけるのだ。その時に悪女も悪女の言う事を間に受けた友達にも腹が立ったが、実際には今にでも殴りかかるかのような激しい怒りよりは、潔白なのに一方的に悪者にされ無罪を訴えても信じてもらえない事による絶望と失望の方が感情の割合を大きく占めていたように思う。体の中の臓器が一気に冷えていく感覚があったのを覚えている。あの女に舐められている事、デマの情報を伝えられてもそんな事ないきっと何かあるはずだと思ってもらえるほどの信頼関係が築けていなかった事、これ以上何を言っても無駄なのだという事、それらに気付いたら怒りという強い感情を通り越してしまった。ただ悲しかった。怖かった。
この世に他人の不幸をわざと引き寄せてその不幸の蜜を吸って悦に浸っている人間がいる事に。綺麗な顔でまるで自分は本当のこと言ってます悪いのはこいつですとでも言ってそうな表情作りやがって、これの何が楽しいんだ?お前は異常者だよと掴みかかって言いたかったけど私には出来なかった。

結果私以外にも同じような手口で人を不幸にさせるので
被害者達がこれはおかしいと次第に気づき、悪女は全員から無視されるようになった。
因果応報だと思ったけど教師達にはあくまで自分は何もしていないのに学年女子全員からいじめられていると被害者面していた。
これにより悪女のせいで気まずい関係となった友達から謝罪された。が、
それでも私は友達を許す事ができなかった。あの時に私の弁明を聞こうとしなかった事、いじめという程ではないが私を孤立させる事に他の友達と動いていた事、その子達と一緒になって私の悪口を私が気付くように言っていた事、
あなたは被害者だ、そもそもあの悪女がこんな事をしなければ良かっただけの話、そのはずなのに私は友達の謝罪を心から受け取る事ができなかった。
この時からの煮え切らない思いは大人になった今でも残っている。悪女だけでなく周りのみんなの手のひらの返し方の早さに嫌悪感しかなかった。


高校に進学し3年生になった頃、悪女が通っている高校に私の友達の友達がいるらしく、小耳に挟んだ話では高校でも他人を不幸に陥れ、その結果嫌われているらしい、挙句自分はいじめられている下駄箱にこんな酷い内容の紙が入れられていた!っと教師に訴えていたがそれは自作自演らしく、最終的には本人も自作自演でやった事を認めたらしい。

何も変わってないんだな、いやこれからも変わる事はないのかもしれないな
ある意味では可哀想な人間なのかもしれない
まあ同情なんてしないけど
今世も来世も二度と関わらないでね
あと死んだら地獄に落ちますように



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