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にゃんこの日

2月22日は猫の日
猫大好きなぼくとしては語らねば!
・・・と思ったら過ぎてましたね。猫の日。

まあ、一日くらい遅れてもいいよね。

ここだけの話なんですけど、ウチの嫁ちゃん
顔のつくりがかなりっぽいんですよね。
丸っこいというか、のへへんとしてるというか。
見るからに癒しキャラ。日なたぼっこの常連顔。

そんな嫁ちゃんに生き写しレベルの
アニメキャラがいるんですよ。

にゃんこ先生って知ってます?
夏目友人帳という漫画のキャラなんですけど
これが嫁ちゃんに激似なんです。

にゃんこ先生

世間的にもかなり人気のキャラで
たくさんグッズ化されて売っていたり
クレーンゲームの景品にもなっています。

「あれっ、嫁ちゃんが景品になってるよ!」

「夫くん?にゃんこ先生って言うんだよ?」

マジでこんな会話をしました。何度も。

・・・

ぼくが幼少期の話ですけど
野良猫がそこそこ家の周りにいたんですね。

で、子供の頃のぼくは猫が大好きすぎて
台所からくすねてきたニボシとか牛乳を
野良猫にあげていたんです。親に隠れて。

でも、しょせん子供の隠し事。
ほどなく親にバレて怒られるんです。
「勝手に餌やっちゃダメでしょ!」って。

命を預かる責任も無しに、中途半端なことを
するのは良くないって今なら分かりますけど
鼻たれ坊主のぼくにはさっぱり分からなくて。
可愛いものを可愛がって何が悪いの!?って。
勝手な理由で親を恨んでいました。

そんなある日、野良猫に子猫が生まれました。
数匹の生まれたての子猫がニャーニャーって
可愛いったらありゃしない。
もちろん餌やりにも力が入りますよね。うん。

両親はぼくに、段ボールを渡して言いました。

「これに子猫を入れて捨ててきなさい」

あのときのショックはたぶん、人生最大級です。
あまりにショックすぎて記憶が途切れてるけど
ぼくは言われるがままに、捨ててきたんですね。

「悲しい」なんかじゃ言い表せない
「つらい」ともまた違う・・・
「苦しい」ような「懺悔」のような
あのグチャグチャの感情は少し覚えています。

・・・

それから成長したぼくは未だに猫が好き。
猫の動画で癒されることもしばしば。

そんなぼくが猫っぽい嫁ちゃんに惹かれたのも
もしかしたら予定調和だったのかもしれない。

猫が料理の鉄人のような腕前になって
ぼくが餌をもらうような形になったけど(笑)。

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