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妻の大学受験に夫が大激怒してきた

なんてこったい。わたしは重要なことであと一歩が抜けていることが多い。

この秋、大学受験をしたのだけど、出願完了したつもりになっていただけで、書類を郵送できていなかった。

締切まで残り1週間。

その書類はすぐに印刷して郵送できるモノなら良いのだけど、高校が発行した卒業証明書を郵送しないといけなかった。

慌てて取り寄せようとする。

ネットで申し込もうとすると(現代的やな)
当時の在籍番号の入力欄があった。

そんなの覚えてない!!
と、言いつつも、覚えてない人は別のフォームを送って数営業日後に在籍番号を知らせてもらうメールが来るらしいのだ。

締切まで残り1週間。
自力で見つけないときっと間に合わない。

そう思ったわたしは、意地でも部屋中を探し回った。

高校卒業からもう6年経ってるし、何度も引っ越ししてるんだから当時の書類なんて残ってるわけないじゃん。

と、思いながらも、なんとか当時の生徒証を見つけた。

奇跡が起こった。

そう思って、急いでネット申し込みを完了すると、届いたメールに書いてあったのは

申請から書類が手元に届くまでは約2週間かかります。

だそうで!!!

出願の締め切りまであと1週間なんですけど!!!


万事休す。


もうやれることはやった。
もう十分がんばったよ。

だってわたし、この2ヶ月頭を悩ませて選考書類を書き上げたよ。
本も読んでたくさんたくさん考えて、病むほど考えて書き上げて提出した。

それに、頑張って探したら高校の生徒証を見つけるという奇跡まで起こした。

あとは神に祈るだけ。


もしこれでダメだったら、もう本当に大学とはご縁がないんだ。

今の大学も辞めて、新しい大学も諦めて、高卒として生きていこう。


努力し尽くしたわたしは、清々しかった。

心がスッキリしていた。

今までの大学に未練がある気持ちとは違い、もうやり切ったと思った。


しかし、全く納得できない人が1名いた。

夫だった。

全ての話を聞いた夫は

「ふざけるな!!」と大激怒。

最初は
「見切り発車が多いよね」
と、一言。

グサッ。
2ヶ月準備したのに見切り発車?
あなたが募集要項に一度でも目を通してくれたら、もっと早く気づけたかもしれないのに!!


その次に
「要項がわかりづらいだとか、人のせいにするな。自分が悪いと思って行動を改めろ」

まぁ、それはわたしが悪いかもしれない。

しかし、問題はここから。

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